今週の医療機器ニュース | 医療DX、医療AI、デジタルヘルス、医療機器のニュース。1週間分を3分でチェック

医療DX、医療AI、デジタルヘルス、医療機器のニュース。1週間分を3分でチェック

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○医療機器市場、国内市場も輸出も過去最高
○最新医療材料での治療、承認翌月から保険適用 厚労省
○東芝メディカル売却、約10社が1次入札参加 4000億円程度=関係筋
○日立ハイテク純利益13%増 4~12月、医療関連伸びる
○富士フイルム、4~12月期は増収・営業増益=医療機器が好調
○フィリップス純利益55%増 15年12月期、医療機器が好調
○独シーメンスの純利益41%増 15年10~12月期
○アルフレッサ/子会社がベトナムで医療材料物流管理システム普及促進
○「ハイメディック京大病院」会員権販売開始
○がん専門病院で黒字はほとんどない! 「外保連」、外科治療への適切な評価を要望


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○医療機器市場、国内市場も輸出も過去最高
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160128-OYT1T50143.html
2014年の国内の医療機器市場が前年比7・2%増の2兆8675億円と、
過去最高を更新したことが、政府の調査でわかった。
特に伸びが大きかったのは、ペースメーカーや人工呼吸器、針などの
「治療系」の機器で、9・5%増の1兆5438億円だった。
内視鏡やコンピューター断層撮影装置(CT)などの「診断系」は、
1・6%増の7075億円だった。
輸出額も8・7%増の5767億円と過去最高だった。
(読売新聞 2016.1.29)
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○最新医療材料での治療、承認翌月から保険適用 厚労省
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO96490450V20C16A1NN1000/
厚生労働省は2016年度から人工関節やカプセル内視鏡のような最新の
医療材料での治療を患者が保険を使って受けられるまでの期間を
短くする。現在は厚労省の中央社会保険医療協議会が承認した
翌々月から保険が適用されるが、新機能を備えた医療材料に限り、
翌月から保険を使えるようにする。
(日経新聞 2016.1.25)
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○東芝メディカル売却、約10社が1次入札参加 4000億円程度=関係筋
http://sp.m.reuters.co.jp/news/newsBodyPI.php?url=http://jp.reuters.com/article/toshiba-medical-idJPKCN0V519V?sp=true
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160130/k10010391101000.html
複数の関係筋によると、コニカミノルタはペルミラと組み、
KKRは三井物産と組んでいるもよう。
「東芝」は29日株式の売却に関する1回目の入札を行う。
(ロイター、NHKニュース 2016.1.27、30)
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○日立ハイテク純利益13%増 4~12月、医療関連伸びる
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXLZO9661556027012016DTA000
医療関連では北米の病院向けに血液の成分などを分析・解析する
装置の販売が伸びた。新興国の一部でも大型受注を獲得した。
(日経新聞 2016.1.27)
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○富士フイルム、4~12月期は増収・営業増益=医療機器が好調
http://www.jiji.com/jc/zci?k=201601/2016012700764&g=eco
2015年4~12月期連結決算は増収営業増益。医療機器事業で
内視鏡や超音波診断などが好調だったほか、アジア・オセアニアを
中心に複合機が伸びた。
(時事通信 2016.1.27)
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○フィリップス純利益55%増 15年12月期、医療機器が好調
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM26H6X_W6A120C1FF2000/
主力の医療機器部門のサービス収入が伸び北米の機器販売も好調に
推移、ユーロ安の恩恵も大きかった。
(日経新聞 2016.1.25)
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○独シーメンスの純利益41%増 15年10~12月期
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM26H0V_W6A120C1EAF000/
ユーロ安を追い風に医療機器やエネルギー管理、鉄道車両が好調で、
原油安の悪影響を吸収した。
(日経新聞 2016.1.26)
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○アルフレッサ/子会社がベトナムで医療材料物流管理システム普及促進
http://lnews.jp/2016/01/i012517.html
アルフレッサ メディカルサービスは、ベトナムにおける「医療材料
物流管理システム普及促進事業」について、国際協力機構(JICA)の
公募した「開発 途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進
事業」に採択され、JICAとの間で業務委託契約を締結した。
(LNEWS 2016.1.25)
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○「ハイメディック京大病院」会員権販売開始
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201601257280/
「ハイメディック京大病院コース」は、株式会社ハイメディックが
グランドハイメディック倶楽部会員の検診を医療法人社団ミッド
タウンクリニックに委託し、同医療法人と国立大学法人京都大学が
共同研究を行うことにより、「ハイメディック棟」内にある
「先制医療・生活習慣病研究センター」において検診を行ないます。
(共同通信 2016.1.25)
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○がん専門病院で黒字はほとんどない! 「外保連」、外科治療への適切な評価を要望
http://www.j-cast.com/2016/01/25256176.html?p=all
川瀬弘一・手術委員会委員長(聖マリアンナ医大小児外科)は前回
14年の診療報酬改定では、国が手術時間の短縮のみに着目し、
子宮手術の点数を下げたことを遺憾とし、効果や手術緊急度などを
考慮した評価方式を訴えた。それにより、大動脈りゅう、緊急帝王
切開、斜視など55手術への特別な点数配慮を要望した。
平泉裕・処置委員会委員長(昭和大学整形外科)は使用する材料の
高額化により、人件費もまかなえない処置が増えている現状を訴えた。
高い技術が求められる急性すい炎への動脈注入療法、気管内薬液注入
などが例示された。
担当役員からは「がん専門病院で黒字は癌研究会有明病院ぐらい、
他は赤字だが大部分は国公立のため補填でもっている」「大学病院の
3分の1は赤字だが、やりくりで何とかカバーしている」と訴えた。
(J-CAST 2016.1.25)
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