【ニューヨーク共同】カナダ連邦最高裁は6日、病気で
耐え難い苦痛を強いられ、治療法がない患者について、
医師の手助けによる安楽死を認める判決を出した。
神経が侵され、提訴後に死亡した2人の女性側が
容認を求めていた。判決は連邦と各州の政府に対し
1年以内の法制化を命じた。
欧州各国や米国の一部の州は一定の条件下で、
医師が致死量の薬剤を処方し、患者自身が服用することを
認めているが、宗教団体などから批判も強い。
昨年11月、合法化されている米オレゴン州で、脳腫瘍で
余命の短い29歳女性が自ら死を選択し関心を集めたが、
今回の判決で「死ぬ権利」をめぐる議論が加速しそうだ。
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015020701001236.html