■行政・市場動向
○認知症対策強化で国家戦略決定
○順大と日本保健医療大が大学病院設置に名乗り 埼玉
○地域ヘルスケア産業支援ファンド、セント・プラス少額短期保険へ出資
■ヘルスケアIT
○マイナンバーを軸に母子健康・学校情報を集約し、子育て支援~前橋市
○患者情報共有へ新システム…熊本
○データ一覧、治療考えやすく 岐阜大付属病院
○TV電話で高齢者見守り NTT西など、奈良のUR富雄団地で試験導入
○「安心ひつじ」開発、国が医療機器承認 睡眠センサー改良
■海外動向
○日立、中国にITサービスの体験型施設 企業向け
○米政府:100万人を遺伝子解析 次世代医療実現向けて
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○認知症対策強化で国家戦略決定
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=100378
政府は27日、認知症の対策強化に向けた関係閣僚会合を開き、省庁
横断の国家戦略「認知症施策推進総合戦略」(新オレンジプラン)を
決定した。2025年に認知症の高齢者が700万人前後に達すると
見込まれることから、今や一般的な病気だとして、「よりよく生きて
いくための環境整備」を目指す。
(沖縄タイムス 2015.1.27)
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○順大と日本保健医療大が大学病院設置に名乗り 埼玉
http://www.sankei.com/region/news/150131/rgn1501310072-n1.html
埼玉県は30日、医師不足解消を目的に整備する大学病院の公募に
対し、順天堂大と、幸手市で日本保健医療大を運営する学校法人
共済学園の2団体から応募があったと発表した。
順天堂大は800床の医学部付属病院の建設を予定。
日本保健医療大は600床の病院建設を計画。
(産経新聞 2015.1.31)
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○地域ヘルスケア産業支援ファンド、セント・プラス少額短期保険へ出資
http://ma-times.jp/11844.html
地域経済活性化支援機構は、子会社でファンド運営のREVICキャピ
タルが、AGSコンサルティングと共同で運営する「地域ヘルスケア
産業支援ファンド」において、セント・プラス少額短期保険から
第三者割当増資を引き受けることを発表した。
セントプラスは、介護事業企業のセントケア・ホールディングス
の連結子会社であり、公的な介護保険制度を補完する保険商品を
開発、提供することを目的に2010年に設立。
(M&A 2015.1.27)
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○マイナンバーを軸に母子健康・学校情報を集約し、子育て支援~前橋市
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/case/20150130_684561.html
総務省では平成24年度から「ICT街づくり推進事業」に取り組んでいる。
前橋市の実証実験「ICTしるくプロジェクト」は、主に「母子健康」
と「学校」の情報を一元管理し、マイナンバーを想定した共通IDの
下で、市民ごとに最適化された情報を提供するというもの。
(クラウドWatch 2015.1.30)
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○患者情報共有へ新システム…熊本
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=111411
熊本県医師会、熊本大医学部付属病院と県は、県内の医療機関が保有
する患者情報をコンピューターに登録し、他の医療機関や調剤薬局が
必要に応じて閲覧できるネットワークシステムの構築に乗り出す。
事業主体は県医師会。熊本大医学部付属病院が、システム構築や
患者への周知などで協力する。事業費は約30億円。
(読売新聞 2015.1.30)
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○データ一覧、治療考えやすく 岐阜大付属病院
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20150130/CK2015013002000113.html
岐阜大医学部付属病院は、患者の容体や治療経過を複数の症例と
比較しやすくする新たな医療管理システムを来年一月に導入する。
同病院と富士フイルムメディカルなどの共同開発。病名や年代別に
回復度を比較でき、患者ごとに最適な治療を探る手掛かりになる。
患者の回復度を示す術後の食事開始日や、ADLの数値も示される。
(中日新聞 2015.1.30)
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○TV電話で高齢者見守り NTT西など、奈良のUR富雄団地で試験導入
http://www.sankei.com/region/news/150131/rgn1501310062-n1.html
NTT西日本などが今年2月からUR富雄団地(奈良市)で、
テレビ電話を活用した高齢者の見守りサービスを試験的に始める。
(産経新聞 2015.1.31)
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○「安心ひつじ」開発、国が医療機器承認 睡眠センサー改良
http://www.minyu-net.com/news/topic/150130/topic3.html
郡山市の日大工学部と総合南東北病院、医療・介護サービスの
エヌジェイアイが共同開発した睡眠センサー「安心ひつじ」が、
医療機器として国から承認を受けた。年間1万台を目標にセンサー
をレンタルする。料金は月額1980円から。
(福島民友 2015.1.30)
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○日立、中国にITサービスの体験型施設 企業向け
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ29HDJ_Z20C15A1TJ2000/
日立製作所は29日、中国の北京市内に同社のITサービスが体験で
きるIT企業向けのショールームを開設したと発表した。来場者は
運動記録を生活習慣の改善に生かす健康支援サービスなどを体験。
(日経新聞 2015.1.29)
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○米政府:100万人を遺伝子解析 次世代医療実現向けて
http://mainichi.jp/select/news/20150131k0000e040187000c.html
オバマ米大統領は30日、個人の体質に応じた次世代医療の実現に
向け、100万人以上の米国人の遺伝子解析データを集める計画を
発表した。「プレシジョン・メディシン(精密医療)イニシアチブ」
の一環。国立衛生研究所がボランティアを募り、遺伝子や生活習慣と、
がんや糖尿病といった病気との関連を調べる大規模な疫学研究を始める。
(毎日新聞 2015.1.31)
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