見守り活動に感謝 | オレママのブログ

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気ままに言いたい放題
ごくごく私的な備忘録です。


以前にも書いたと思うけど


実家の母は姉夫婦と同居しているが

母娘のコミュニケーションは

良好とは言えない状態だ



当たり障りなく暮らしてはいるが

お互いに(私から見ると)異常に遠慮して

言いたい事の半分も言えないのでは?

と歯がゆく思える部分がある


それは、バリバリ働いてキャリアを積み

自分にも私たち娘にも厳しかった母は

彼女なりに振り返って姉に負い目があり


一方、甘えたい頃に甘えられず

たった2つ違いの妹・私の世話をさせられ

親離れの時期から束縛を受けた姉には

母に対する複雑な思いがある


そうした家族の歴史・背景もあって

フランクにしようね〜♪

と言うわけにはいかない難しさがある



非常勤とは言え一昨年まで

医療機関に籍を置いていた母が

愛してやまない山中湖の別荘にも

もはや一人では運転して行かせてもらえず

昼間ほぼ独りきりで家に居ることが増えた



そこで、母に勧めたのが

コミュニティーカフェへの参加


私の同級生Mちゃんが

お仲間と始めた結カフェだ




地域の子どもやお年寄り

子育て中で孤立化したママさん達など

様々な人が集まって交われる広場的空間



元文学少女、文章を書くのが得意で

昔は看護雑誌からエッセイを頼まれてた母


数年前からは自分で俳句を作り始め

年賀状に書いて送ったり

ばあちゃんが亡くなった時に

彼女を偲ぶ句を読んでくれたりしてた



なので、結カフェで月一回開かれる

俳句の会に参加しなよ〜と声をかけたのだ


かつて看護学校で教鞭をとったり

大きな学会の数百人の前で講演したり

さんざん社会活動をしてきた母だが

ほんとは元来、物凄い人見知り!


なかなかカフェに足を運ばず

やっと初めて行ったと思ったら怯んでた


しかし、カフェのスタッフの方々が温かく

迎え入れてくださり

今では俳句の会が一番の楽しみになった!


しかし、ここ数ヶ月

足の具合が悪く激痛がするため

少しカフェへの足が遠のいてきていた


すると、先日Mちゃんが

歩いてカフェに来られなくても

投句してくれたら作る楽しみが継続して

またカフェに行こうという気持ちに

繋がるからと、直接母にお誘いのお電話を

してくれると連絡があった


俳句の会が無い時も

時々、カフェにお茶しに来た母が

私とケンカした、と

スタッフの方に話したりして

素直な気持ちを打ち明けられる

心の拠り所になっているのかな、と思う



ばあちゃんを自宅介護していた頃

25年以上一緒に暮らしていても

昼間独りきりでいるから 

誰とも話さなくて寂しい

私は孤独だ!と訴えていたばあちゃん
 

一緒に暮らす家族がいても

年寄りは孤独を感じてしまうのだ



カフェに来た母の様子を教えてくれたり


何か知りたい事があれば

それとなく聞き出してあげるよ〜なんて

気を遣ってくれたり


俳句の会に来られない時は投句をするよう

促してくれたりと


結カフェの見守り活動には感謝しきれない


私もご近所の独居のお年寄りとか

少しは気にかけているけど

まだまだ足りないなぁ、と反省


自分の子どもの子育てが終わった今だから

地域の子どもに目配りしたり

お年寄りを大切にしていきたい


もうすぐ結カフェも1周年

ますます地域の大切な場所として

継続していってほしい