午後2時から、銀座で、元判事の大久保太郎さんをインタビューする。
大久保さんは、裁判員制度は「違憲のデパート」だという。確かに、裁判官ではない一般市民を裁判長と同じひな壇に並べて、有罪か無罪かを判断し、場合によっては死刑を言い渡す。そんなことを憲法が認めているとはとても思えない。
国民の7割以上がなりたくないといっている制度に対する説明が、国民にいまだになされていないのはなぜなのか。なぜ、死刑判決を出さなければいけないような重大凶悪事件から始めるのか。疑問は尽きない。
この制度で、有罪率99.9%、人質司法、取り調べのときの弁護士付き添い、全面可視化、証拠の全面開示などが出来るとはとうてい思えない。
5月21日はもうすぐだが、過ちを改めるに遅すぎることはない。今からでも延期して、国民を含め、十分な議論を尽くしてからにしたほうがいい。
帰ってオフィスで原稿書き。