日向坂46×DASADAライブ観覧レポ(10/15) | 超絶メタアナリシス

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☆☆☆ 都心(台東区)在住です ☆☆☆

昨夜19:30~、配信で日向坂46のライブイベントがありました。

 

私は、欅坂のラストライブに続いてファンクラブ専用チケットで観覧しました。

 

レポと感想をば!メモ

 

 

まずは配信の内容ですが、ぜんぶで3部構成+αという感じでした。

Ⅰ.朗読劇 本

Ⅱ.ファッションショー サンダル

Ⅲ.ライブ カラオケ

※ⅡとⅢの間とⅢの後の2ヶ所にファンクラブ特典のサービス映像がありました。

 

ライブのセトリは以下の通りです。

①ソンナコトナイヨ
②青春の馬
MCその1
③キュン
④ドレミソラシド
MCその2
⑤ただがむしゃらに
⑥My fans
⑦誰よりも高く跳べ!2020
⑧キツネ

MCその3

⑨アザトカワイイ 

⑩JOYFUL LOVE

 

以上がまず昨日の配信コンテンツの内訳です。

 

 

 

 

そして、以下に感想を述べていきたいと思います。

 

1.総括(除く、ライブ)

ファッションショーは今年の春に横アリでやったものとほぼ同じ(若干少なめか)。

朗読劇はドラマ『DASADA』をベースにしたコメディー風になっていて面白かったし、セリフや筋書きも工夫されていて見ごたえがありました。

 

2.ライブの特徴を箇条書きにしてから述べてみる

・一部(?)が生歌だった

・衣装替え(途中での着替え)はなし

・2番の歌詞まで聴けた

・最初から最後まで安心して見れる内容(不安要素なし)

・小坂菜中心ライブ

・新3期生は途中から参加

・影山さんも参加

 

生歌の出来はあまり良くない印象でしたかね... 

もっとも踊りながら聞き惚れるような歌唱をするのは困難でしょうけど。

また、着替えなしというのはどういう意味なのかな?

ファッションショーを際立たせるのが目的?

そこは説明はありませんでした...

 

2番の歌詞まで聴けたのは、やっぱり、テレビでは見れないライブの醍醐味だなと思いました。

歌詞の意味を噛みしめて味わえるとともに、秋元康氏の書いた歌詞についてあらためて考えるよき機会にもなりました。

1曲あたりの尺も長く、じっくりと曲を楽しむこともできました。

やっぱりいいッスね、2番までというのは。

そして何といってもこのグループの特徴でもあり、最初から最後まで見る側にとって安心して楽しい気分で見れることが、昨夜もはっきりとアピールできておりました。

ハッピーオーラ健在、というところでしょうか。

 

そして、最近、アルバムリリースとともにそのリード曲『アザトカワイイ』の披露機会が多いことによってセンターでありグループの”顔”というべき存在が佐々木美玲に代わっていたのを、昨夜は小坂菜に戻した印象がありました。

表題曲3曲(①③④)にカップリング曲の人気曲である『青春の馬』,『キツネ』,『JOYFUL LOVE』と計6曲も小坂菜センターで披露ということで、時計の針がアルバムリリース前に戻った感じがしました。

それであらためて小坂菜の特徴が浮き彫りになったと感じました。

やはり、顔の表情が、『アザトカワイイ』の佐々木美玲や春のDASADAライブで『青春の馬』の代理センターをつとめた金村美玖のほうがハッピーオーラのグループのセンターにはふさわしい、少なくとも顔の表情によるアピール面に関しては、と思いました。

前にもこのブログで書いたけれど、小坂菜は『半分の記憶』(シリアス系統の曲)のセンターが一番ハマっていると思うんだよな。

 

新3期生3人のうちで、いちばんスター性のあるのは高橋未来虹ちゃんかな。

櫻坂46の新センターの森田ひかるに近い輝きがあると思います。

 

影山さんは、やはり休養期間で後輩である2期生何人かに追い抜かれましたね。アイドルのキャリア面で。

金村、河田、富田、小坂菜、丹生、渡邉美穂、まずこの6人には確実に越されてると思います。

あと、オーラという点で濱岸ひよたんにも...

ま、代償払ったという感じかな。

 

 

3.坂道の各グループ比較をしてみる

ほんの少し前に、欅坂/櫻坂の配信ライブがありました(10/12,13)。

また、乃木坂のパフォーマンスについては私はずっと昔から見てきていますし、しかもこのグループは安定しているから、私の頭の中に鮮明にその姿が存在しています。

というわけで、そこに昨夜の日向坂の最新状況をふまえて3坂道の比較をしてみたいと思います。

 

乃木坂の特徴を一語で言うと、「優雅」ですかね。

紫のカラーやルックス(ビジュアル)の良さ、そして体育会系的な要素を否定しているというところから、ここは誰もがうなづくところでしょう...

次に、日向坂の特徴を一語で言うと、「祝祭」でしょうか。

そのハッピーな雰囲気や、見ていてメンバーも楽しんで踊っているなということがわかることから、こう言えると思います。

 

じゃあ、最近スタートを切った櫻坂46は???

 

すぐには思い浮かんで来ませんでしたが、欅坂時代も含め考えてみたところとしては、このグループにふさわしい言葉は、「冒険」ないし「探究」といったワードかと。

未知の領域,未踏の道なき道を切りひらいていくのがこのグループの特徴であって、まさにベンチャー(冒険)であり、それを実行するエクスプローラー(探究者)だなと。

そう思いましたね。

 

櫻坂とその1stシングル『Nobody's fault』もまたベンチャー的(冒険的)で、いろんなものに挑戦しています。

 

先行する欅坂46のイメージに対する挑戦...

改名という試み自体が挑戦...

選抜制度導入という挑戦...

森田ひかるセンターという挑戦...

衣装面での挑戦...

『Nobody's fault』の世界観は、ある意味挑戦...

平手友梨奈という存在ないし影への挑戦...

急激なロケットスタートを試みるという挑戦...

 

グループカラーの”白”はいったんすべてを白紙に戻してからのスタートという意味でもあろう。ということは、今まで積み重ねてきたものを一度ゼロリセットという大胆な試みをするという挑戦...

 

挑戦、挑戦、挑戦につぐ挑戦...

 

昨夜の日向坂のステージから逆に、櫻坂46の置かれた状況と個性が明瞭になった気がしました。

 

チャレンジ(挑戦)以外いまは無いといってもいい櫻坂46の前途は、未知の大陸の発見に出航したコロンブスないしキャプテンクックになぞらえることができるかも?

 

また、”安定”はときに怠惰やマンネリを生みますから、そういう角度から見るなら、乃木坂や日向坂は危機の中にあるとも言え、櫻坂こそ、いま最も伸びる可能性が高くなっているのかも??

 

 

おっと、レポとその感想の枠をはみだし、ずいぶん横道にそれてしまいました。

 

そろそろ、まとめに入りたいと思います。

 

私は、アイドルグループというものは、企業体でもなければ、スポーツチームのようなものでもなく、そもそも組織ですら無いと思っています。

 

では、何か???

 

アイドルグループというものは、競馬の競走馬が一時的に集まっている厩舎のようなものかと。

 

そもそも芸能人というものは、すべて個人事業主の性質を備えているものです。

 

だから、個々のアイドル ≒ 個人事業主 ≒ 競走馬 に例えるのが適切かと。

 

ファンが推しメンを選ぶというのは、一口馬主になるようなものかな。似てるでしょ?

 

以上が私の考え方です。

 

したがって、組織論、センター論議、キャプテン論議、管理運営の方法論などは、ほぼすべて無意味かと。

 

なぜなら、アイドルの個々のキャラは唯一無二のものであって、会社の各職場で仕事を肩代わりしたりだとか、スポーツチームのポジションのように機能を肩代わりする性質のたぐいのものではありません。

 

また、厩舎で”キャプテン馬”なんて決めてもまったく意味はありません。

 

結局、すべて個人戦なんですから。


アイドルグループの栄枯盛衰というものは厩舎同士の争いに例えられると思うわけで、個々の馬の成績の合計値が結局は勝負を決めることになります。

 

駄馬かと思っていた馬が大化けすることもありえるわけで、そういうダークホースが複数頭でてくれば、その厩舎は他の厩舎を簡単に追い抜きます。

 

逆に、名馬かと思っていた馬が全然走らない場合もある...


また、ある馬が病気やケガで走れなくなるときもある...

 

そういう時って、その馬の戦力ぶんは、その厩舎にとって純粋に一頭ぶんマイナスになるだけなんです。

 

研究生から正規メンバーにあがれなかったり病気やケガでアイドルがステージパフォーマンスに出れない時の状況って、そういうことと同じでしょ?

 

話しを戻してしめくくりますと、乃木坂や日向坂は、病気やケガも少なく、走りも競馬ファンなら誰でも予想可能な馬ばっかりを集めている歴史の長~い厩舎のようなもの。

 

一方で、新生櫻坂46は、予想がつかない馬が結構な数いる厩舎のようなもの、それも新しく出来たばかりの厩舎、というところかな。

 

 

 

 

 

 

P.S.

本日、Mステに乃木坂46が登場ビックリマーク

白石さんのラストステージです。

 

 

また、白石麻衣カフェも始まりますね。

 

 

今後の白石麻衣の人生に幸あれ!!