昨日は渡辺麻友を例にとって、テレビ局側の想いや反応を意識することも重要だということを書いた。
やはり、芸能人，タレントというものは、テレビ局をはじめとしたマスコミ関係者の目にどう映るかを意識して活動することが、後になって響いてくるものだ。
要するに、「使われるか／使われないか？」を、あとで決めることになるからだ。
特に、テレビ局からの”モテ期”．．．
これが来るか否かが、まず超・重要．．．
特に俳優さんの場合、なおさらである．．．
各局から引っ張りだこの状態になると、知名度がぐーっと上がって、一気に大ブレイクにつながるのである。
堺雅人さんなんかが、その好例であろう。
最近では、有村架純ちゃんや、木村文乃ちゃんが、”モテ期”を迎えているように思える。
特に、架純ちゃんは、NHK朝ドラ『あまちゃん』では脇役にすぎなかったが、最近は、映画に、ドラマ（ようこそわが家へ）に、ソフトバンクのCMに、それから、雑誌の表紙もかざりまくりである。
映画は、主題歌が大ヒットした「ストロボエッジ」に続き、「ビリギャル」主演．．．
そんな有村架純ちゃんの忙しい近況と想いをつづったインタビュー記事があった。
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http://eiga.com/movie/81381/interview/
一方、大島優子や渡辺麻友については、まだ、”モテ期”とまではいかないだろう。
テレビや雑誌やCMなど、登場する機会は多いものの、何かが足りない感じがする．．．
それは、”カリスマ性”だろう．．．
AKB時代に努力だけでコツコツと上がってきたということは、逆に言えば、”主役”をはれるだけの天性のカリスマ的なモノを持っていないと言うことだ。
今後は、”脇役”をめざし、最優秀助演賞を狙うことを考えることも選択肢のひとつではないだろうか？
悪い意味で”脇役”といっているつもりはない．．．
シブい魅力で、根強い人気を長続きさせた脇役専門の俳優さんなんて、いくらでもいるのである。
だいいち、「助演賞」という”賞”があることが、脇役に一定の評価が与えられていることの証拠である。
話しを元に戻すと、今のところは、優子と麻友よりも、有村架純の方が魅力的に映る．．．
そもそも、”モテ期”を迎えるために必要なことは、「この人なら、単独で（ピンで）数字をとれる」とテレビ局の企画担当者やプロデューサーに思わせることである。
やはり、テレビ局の関係者にとって、数字（視聴率）は大事。
なんといっても、それでメシを食っているわけだから、局の生き残りがかかっているのである。
だから、”数字をとれる”と見なされると、オファーが来るのである。
AKB48グループのメンバーも同じである．．．
入山，川栄にはドラマのオファーがあった．．．
これは、彼女らが、主役ではないにせよ、数字に寄与すると見なされていたからであろう。
逆に、”数字をとれない”と見なされると、オファーが来ない。
秋元康氏といえども、テレビ局に対して、そんなに神通力はない。
例えば、『マジすか4』の全国放送は却下されてしまったようだ。
あとで、「これが今の実力なので、がんばるしかない」というようなことを、755で語っていたようだ。
さて、入山，川栄にはこれまでに、すでにドラマのオファーがあったわけだが、一方、私のこのブログの4/30～5/2の記事で取り上げた松井珠理奈の場合は、少なくとも、テレビ局関係者の目に留まるくらいのメディア露出がこれまでの7年間でありながら、テレビ局からそれに見合うだけのオファーが来ていない。
ちょい役はあったものの、プライムタイムでの大きな役どころは無い．．．
おそらく、そこを秋元康氏は重く見ている．．．
それで本格的な珠理奈起用が今までないのだと、私は見る．．．
よく、「珠理奈はまだじゅうぶんにチャンスを与えられていない」という意見があるが、大きなチャンスが与えられるかどうかを決めるのは、運営でもなければ、秋元康氏でもないのである。
テレビ局の企画担当であろう。
しかし彼らは、珠理奈に7年間チャンスを与えてこなかったのだ。
この事が持つ意味をそれなりに真剣に考慮すべきだと思う。
そして、今後にプラスにつなげていくようにするべきなのでは？
足りないとこを補うよう勉強するとか、転身を考えるとか、キャラ変するとか、俳優かバラエティかパフォーマーのうちのどこへ行くのかをよく考えるとか．．．
了