2/10の『AKBINGO』は、2回目のコイウタ企画...
メンバー4人がそれぞれ恋愛ソングの作詞に挑戦し、それに曲をつけてもらって実際に歌って、最優秀者を競い合うというものだ。
この日の優勝者は大家であったが、わたし的には込山榛香が良かったなと思ったが...
とはいえ、誰が優勝したかは、あんまり関係がない...
重要なのは、この日、出演したメンバー全員のリアクションだ。
”聴衆”... すなわち、聴いている立場のメンバーたちを含めた全員が、今後のAKBの進路を指し示しているということである。
9期の横山次期総監督と、神7の一員ぱるるを筆頭に、
これからのAKBを担う若手のメンバーたちが出演し、
彼女たちがさまざまなコメントをしたり、リアクションをしたりするところが、この番組の最大の重要ポイントだと思うのである。
まずは、次の女王・宮脇咲良...
それから、こじまこ、川本紗矢、大和田南那、向井地美音、西野未姫、大島涼花、かれん...
そして、チーム8のまだ知名度の低いメンバーたち...
いずれもフレッシュ感がして、好感を持てる...
こういった若手たちに、横山,ぱるる,中村麻里子,ゆりあがうまくからんで、和気あいあい!!
”歌”の論評が話のきっかけになって、ネタが尽きることなく、本音で盛り上がってる!!!
ぱるるなんか、全然塩っぽくなくて、満面の笑みを浮かべて、みんなと一緒に楽しく盛り上がっている!
いい感じ、いい感じ...
この体制だ、この体制...
この体制が、これからのAKBを支えて引っ張っていく主力メンバーたちのはずだ...
そうでなくては、”未来”は開けない...
運営もそう考えて人選しているはずだとも思うのである...
兼任でありながら本来はHKTの咲良を出してきているのも、将来を見据えてのことだろう...
そして、歌詞をみずから作らせる試み...
この試みは、”歌詞”の持つ「力(パワー)」というものをメンバーに認識させ、将来へつなげていこうという意図であろう...
なんてったって、48グループの総合プロデューサーをつとめる秋元康氏の「本業」は、”作詞家”なのだから...
そして、何人かのメンバーは、そのテスト(試験)に”合格”というハンコを秋元康氏から押されていると思われる...
具体的にいえば、昨年の第一回コイウタ選手権で優勝したカレン、今回の込山...
込山榛香の歌詞は、大和田南那に、涙を流させていたからだ...
彼女らは、第二の指原候補だ。
おそらくは...
”人”を感動させられる歌詞を書けるという才能は、プロデューサーの才能に通ずるものがあるからである...
歌詞を作るという作業は、言葉を組み立て、構成する、ということ。
すなわち、”組みたて”と”構成”を行うことを意味し、台本を書くことにもつながるからである...
また、人を感動させたわけではないが、面白がらせた歌詞を作ったメンバーは、明らかに、バラエティ担当として考えられているだろう...
第一回のちょり、今回(第二回)の小笠原まゆだ。
・・・
要するに、『AKBINGO』のコイウタ選手権の場は、
1.リーダ役候補(=トークを引っ張れる者候補) → 横山、ぱるる、こまりこ、ゆりあ
2.主力メンバー候補(=カメラを向けると華のあるメンバー) → みーおん、なーにゃ、さややなど
3.プロデューサー役候補(=第二の指原候補) → カレン、込山など
4.バラエティ班(=お笑い担当) →中西ちょり、小笠原まゆ
の、4つの役割がふるいにかけられている場、だとも思うわけである。
つまり、単なる番組内のいち企画ではなくて、
未来へつながる、”重要な意味を持っているな”、
というのが私の率直な感想である...
だから、逆にいえば、この2回のコイウタ企画にいずれも呼ばれてないメンバーには、今後のAKBにおけるポジションは無いということかもしれない...
(あくまでも、「AKBでは」という意味だ)
例えば、珠理奈は、
昨日のSKE選抜メンバー発表の際に、Wセンターに起用されたように、
今後は、SKE一本で行く、という意味かも...
同じく、さや姉は、NMB一本で行く、という意味だったり???
(金曜のMステまでは、まだ何とも言えないが)
となれば、珠理奈もさや姉も、咲良のジャマをしないようにということか?
(深読みかな?)
・・・
・・
・
ともあれ、企画とその狙いがうまくいっているのを見て、私は、
この2回の『AKBINGO』に、AKBの未来への青写真と明るい見通しを感じたものである...
了