大組閣と松井珠理奈の進路... | 超絶メタアナリシス

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☆☆☆ 都心(台東区)在住です ☆☆☆

ここ数日、事務所ネタが続いたので、大組閣やメンバーの進路とからめて、今日も論じたい...


さて、大組閣が発表され、各メンバーがどこに異動するか、あるいは留まるかについて、様々なうわさや予想がネット上で飛び交っている。


特に、最も話題性の高いのは、松井珠理奈であろう。


秋元康氏から「十年に一人の逸材」と呼ばれた彼女...


48グループに加入後、約5年くらいになるが、
SKEメンバーでいながら、AKBのセンターをつとめたり、AKBと兼任をしたりしてきたため、その今後の進路につき、以前からも、様々に取り沙汰されていることは、48グループのファンならば、わざわざ言わなくとも自明のことであろう。


だから、今回の大組閣で、彼女がどうなるのか???...


彼女のファンも、AKBの箱推しのファンも、SKEの箱推しのファンも、やきもきしていることだろう。


しかし、最も悩んでいるのは、おそらく彼女自身である。


小学生でSKEに加入した彼女ももう、はや17歳になろうとしている。

4月からは、高校3年生に相応する年だ...


・・・


私は、松井玲奈や島崎遥香が普段から語っている、
「アイドルのプライベートな部分を覗き込むのはもちろんの事、アイドルにあまり接近すべきではない。」という考え方を支持する者だ。


なぜなら、アイドルに限らず、芸能界やプロスポーツは、昔から言われているように、”夢”を売る商売だからだ。


ミステリアスな要素や、謎めいたところがあった方が魅力的に映る、という考え方だ。


だから、握手会や劇場公演を過度に重視して、その素顔に密着・接近しすぎる事は、無粋(ぶすい)だとも思っている。


松井珠理奈のプライベートについても、もし知ることができたとしても、知りたくもなくて耳をふさぐと思うが...
高校の状況はどうか? 体調の具合はどうか? もし将来東京に出るなら生活はどうするか? 環境の変化に耐えうる方なのか?
などと色々と心配してしまうのだ...


なぜなら、これまでよく体調不良を起こしてきているのは事実であり、公演をよく休んだりしてきたし、眼の具合が悪くなってしまった事については、最近テレビで目にされた方も多かったことだろう。


要は、大組閣どころでは無いのでは?
ということだ。


今後の激務に果たして自分は耐えうるのか?
高校卒業後にどうしてゆくのか?

そもそも、高校を卒業できるのか?
大学に進学する?
プロの芸能人としてやっていく?
所属事務所は今後どうなる?
と、色々と悩み事は多いはず...


もちろん、所属事務所といっても、AKSのことではなく、
太田プロだとか、ホリプロだとか、尾木だとか、のことだ。


ここ最近のブログで書いているように、太田プロのようなしっかりした事務所に所属が決まるならば、将来は安泰であると言えよう...


だが、芸能界は、東京中心...


本店AKB専任ならともかく、”名古屋”中心に芸能活動をしているということは、それだけでハンデを負っているといえる。


しかも、今の東京の芸能事務所群では、若い女性芸能人は、おそらく飽和気味だ。


おそらく、今までのSKEメンバーの中で卒業に至った者のうち、東京の芸能事務所への所属というハードルを越えられずに希望進路を断念した、というケースもおそらくあったやもしれない...


”オファー”という自分の努力ではどうにもならない、相手の風向き次第、という帆船のように漂う状態...


いい風が吹かなければ、走り出せはしないのだ。


まさに、”芸能界”とは、大海原だ。


そして、アニメ『ワンピース』の舞台のように、海賊も善人も権力者も入り混じって存在する、海千山千の世界なのだ。


ともかく、松井珠理奈について、今、言えることは、48グループ内の立ち位置よりも、所属事務所がこの先どこに決まるかのほうが大きい、と言えるのである。


さて、そんな状況の中、もし、東京の芸能事務所への移籍がうまくいかない場合の、別の選択肢を提示しよう...


それは、”吉本”へ入ることだ。


吉本というと、お笑いや下ネタ的なイメージが、特に東京や名古屋の人々には強いかもしれない。

 

だから、珠理奈が吉本に入るなんてイヤと思うファン(特に、女性ファン)がいるやもしれない...

 

しかしそれは、吉本に対して失礼であろう...

 

吉本は、2/11のブログにも書いたように、太田プロと同じく、所属タレントへの教育が行き届いている事務所である。


実際は、教育というよりも、躾(しつけ)みたいな感じかもしれないが。


だが、少なくとも、AKSのまま、というよりはずっと良い。


それに、吉本に入るのは比較的容易だ。(ろう)


なぜなら、ギャラが安いので有名なとおり、事務所にとって負担が小さく、多くのタレントと契約しやすいらしいからだ。


童謡・鯉のぼりの替え歌で、自虐ネタ的に、♪ギャラより、たかーい、交通費ーー、と歌う人もいるくらいだ。


これは冗談ではないらしく、売れない若手芸人の場合、ギャラより交通費の方がデカくなるらしい...


しかし、そのぶん入りやすいはずだ。


また、48グループ内では、NMBも吉本系である。

だから、伝手(つて)や人脈などを生かして、有利な契約を結ぶことも可能かもしれない。


しかも、珠理奈は、”ダジャレ”をひとつの個性にしているわけなので、そこを買われたり、またそのセンスをより深化させていってくれるよう支援をしてくれるかもしれない。


また、吉本といっても、永遠に吉本に所属、という所まで縛られずとも良いはずである...


とりあえず、一時的に吉本に所属して勉強をする、ということでもいいはずだ。


人生何事も勉強・修行だと思えばいいのである。


また、東京吉本、もある...


吉本グループに入ることで、可能性がいろいろと広がるはずである。


そして、もうひとつ、吉本を推す理由がある。


それは、珠理奈は小学生の頃から、あまりにも期待されすぎてきて、疲労が蓄積されていると推測されるからだ。


私の会社でも、新人の頃から期待されすぎて頑張り過ぎる若手が、途中でつぶれる例もある。

皆さんの会社でも、あるだろう...


そこで、ストイックにアイドル道を極めるという路線から、いったんはずれた方がいいだろう、と考える。


吉本に入ることで、そのくだけた雰囲気と、その中でも愛ある厳しさで色々と教えてくれるという環境の中でしばらくやってみたら? というわけだ。


また、アイドルではなく別の道でだが、スゴイ先輩芸人さんがいることで、”頂点”に立たなくていいんだよという、SKEとは違う立ち位置に立つことで、気分転換的なリラックス効果もあるだろう...


また、医学的に言えば、”笑い”は人のストレスを減らし、寿命を延ばす効果があるという。


テレビの健康番組でも、サラリーマン向けの健康本などを本屋さんで立ち読みしても、そういう記述が時々出てくるし、欧米の文化でも、コント芸人は存在し、そのように言われているようだ。


それで、心の余裕も出来、人としての幅も広がるとも思われる。


有力な選択肢のひとつではないだろうか...