さよなら、ヘッダースマフラー
今のハーレーの初めての改造がこのマフラーでした。
マフラーとしての性能はもちろん、造形美も絶妙な色合いも
溶接など細部にいたる仕上げの美しさも本当に素晴らしい。
このSUNDANCE のマフラーの正式名称は『ローライダー
ヘッダースエグゾーストシステム』というのだそうです。
ただあまりにその存在感がある人気のマフラーであり、
そもそもそのフォルム自体があの初代ローライダーへの
オマージュなためにオリジナリティを追求するには少し無理
があった訳です。単純に言えば、みんな好きな形なので
かぶっちゃうんですね・・・。ということで、この度わたくしは
このマフラーから卒業しますー♪ 卒業しても大好き
なので家で大事に飾っておきたいと思います!
そして新しいマフラーは・・・・・・・・・・・・
SAMSON
のマフラーです!なんだか、ずっと大事に伸ばしていた黒髪をばっさりとベリー
ショートに切ったような爽やかな気分です。
ただ・・・『音量』は全然爽やかじゃなく、家の前で不用意にエンジンかけたら通報されてしまいそうな
暴力的サウンドになってしまいましたー・・・ハハハ。
襟と背中
相変わらず、まったりとリメイク進めております。
前回と前後する写真もありますが、まずは背中側について。
両サイドと腰の部分をとっぱらった時の写真です。前後は肩の部分だけでつながっていて
まさに『のれん』状態。両サイドは切り離した袖の余り革を使い、腰の部分はオリジナルのを再利用
します。
これ↑腰のパーツです。中に厚みのある衝撃吸収材が入っていました。背中の下側は腎臓がある
場所なので、キドニーパッドなんて呼ばれたりしているようですね。
裏地側のあて革もひっくり返すと広く面積を使えそう。後ろ側も少し丈を伸ばしたいので、これらを
上手く利用して再構築します。
順番が前後しますが、ベルトは芯地にかなり厚めの革を使ったので背中の部分でしっかりとつながる
ように同じ厚みの革で連結させました。
以前、東急○ンズで購入していた格安のハギレが役に立ちました。
ちょうど中におさまって見えなくなる部分なのでここぞとばかりに余り革を再利用!
背中はあれこれ試行錯誤しながらもようやく形になりました。
そして、襟!このままでいいかなと思っていたのですが、襟を立てたときに襟の裏側がパイソン革
だったりしたらかっこいいかな?なんて思って余ったパイソン革を並べてみると・・・あらー足りるわ (汗)
と言うわけで、『よせばいいのに・・・』と最初から後悔しながら一旦襟を解体!
一度ステッチを外さないと、裏に当てた革のステッチと重ねるわけにいかないので・・・泥沼だぁ。
笑いながら顔が引きつっています♪
ここまで使ってもらえればパイソンも満足でしょう!たぶん。
苦労したわりに・・・まぁあまりその辺は考えないようにしよう。後は裏地だけど、これが意外と難しい!
あぁ、頭が痛いっす。