墓友 | 備忘録以上、評論未満。

 

 

 

 

 

「墓友(はかとも)」

 

そんな言葉がある。

 

なんとなくわかったという人も

 

いると思うが

 

詳細はこちら。

 

 

 

 

 

要するに「合葬墓」

 

つまり個別の墓ではなく

 

集団で永代供養墓に入る人々を

 

墓友と呼ぶらしい。

 

なおその集団は

 

親族や家族同士ではなく

 

見知らぬ他人。

 

だから「友」という表現になる。

 

もちろん夫婦とか親族で

 

入るのも自由。

 

 

 

いま一族の墓石を墓じまいして

 

合葬墓や樹木葬など

 

いわゆる永代供養を選ぶ人が

 

全国で急増している。

 

生前予約する人も多いので

 

各地に永代供養の霊園が

 

続々と誕生しているが

 

生前予約した人々が

 

あの世に行く前に交流するのが

 

「墓友コミュニケーション」だ。

 

これがね

 

意外と楽しいらしい。

 

まあ友だちは増えるね(笑

 

お墓ときくと

 

なんか陰鬱なイメージが強いが

 

一緒に入る友だちって考えると

 

イメージ転換するのかもしれない。

 

でも生きてるときに

 

ケンカしたら気まずいよね(苦笑

 

 

 

実はわたしの知人に

 

知り合い4人で霊園の合葬墓に

 

生前予約したという人がいる。

 

関西地方の人なんだけど

 

他の3人と知り合ったのが

 

居酒屋だったらしい。

 

元々顔見知りで

 

わたしの知人が70歳を迎えたとき

 

バツイチで一人暮らしの知人を

 

居酒屋でお祝いしてくれたのが

 

その3人だったそうな。

 

そのときに

 

「なあ一緒の墓に入らん?」

「ええよ」

「金かかるんちゃう?」

「住職に割引してって言うわ」

「それならあたしも乗るわ」

 

って感じで決まったらしい。

 

LINEで伝えられたわたしは

 

「いい加減だなあ!笑」

 

と返信したが

 

知人は嬉しそうだった。

 

「最後の最後で孤独じゃなくなった」

 

その一文が印象的だった。

 

 

 

メリットもデメリットもある

 

という事実も知っておきたい。

 

 

 

 

 

 

日本社会は今後

 

独身者が急増する社会となるが

 

もしかしたら墓友は

 

癒やしとなるかもしれない。

 

皆さんはどのお墓に

 

誰と入ります?