ピアニストだった母・薫子さんは幼いころから高嶋に厳しすぎるほどバイオリンの指導をした。
坂上忍とのインタビューで、その理由について語り、姉・未知子さんが「ダウン症」と明かした。
「(母が)私と兄を産んだのは…、将来、母と父が亡くなった時に、みっちゃん(未知子さん)の面倒をみる人を産んだ」と説明。
物心ついた頃から姉の世話役が当たり前だと思って生きてきたといい、「『みっちゃんがいなかったら、産んでないから』って言われた」ことも明かした。
高嶋と兄・太郎さんは未知子さんを支えるため、「自立して、稼げるようにしなさい」「お金さえ稼げばお嫁に行っても肩身が狭くならないから」と教育された。
母の言葉には「めちゃめちゃ愛がある、それは分かるから」と子供なりに理解してきたという。
父・知之さん(87)によると、未知子さんが生まれた当時には「ダウン症」という言葉もなく、医師からは「20歳まで生きられない」と言われたという。
高嶋は、今年還暦を迎える姉について「みっちゃんの還暦は、ダウン症にしてはギネスに近いと思う」と話し、「だから全国のダウン症を持つお母さま、お父さま方に、こんなに元気に60歳まで生きるんだ(というのを見せたい)」と密着番組などに一緒に出演する思いを明かした。
高嶋はインスタグラムでも未知子さんとの写真ややりとりを投稿している。
一方で「けれども(ダウン症なのに)こんなに性格が悪い、性格がきつい、ということもあわせてご覧いただきたい」と高嶋流の毒舌も忘れなかった。
スタジオのメンバーからは「未知子さんのことを『性格がちょい悪い』と言ってたけど、ちぃちゃん(高嶋)は超性格が悪い」とツッコミが入り、スタジオは爆笑に包まれていた。
\死ぬまで働きたくないから/