CBX1000、エンジン腰上オーバーホール!  その② | moto-JOY Blog

 

前回の続きで、今回はエンジンを組み立てていきます!

 

 

シリンダーがボーリングから戻ってきたので、腰上を組み立てていきます。

今回は、リモーション製 0.25mmオーバーサイズピストンを使用しました。

シリンダースタッドボルトに緩みがあったので、一度全て外し、ネジ山のチェックとガスケット剥がしをします。

 

ヘッドはカーボン落とし、バルブ擦り合わせをして組付け準備を進めます。

 

ピストンを組付けし、シリンダーを載せます!

ベースガスケット、ヘッドガスケットは、アートエンジニアリング製のメタルガスケットセットを使用しています。

紙のガスケットのようにベースガスケット部からのオイル漏れなども起きにくく、ガスケット本体も再使用可能なほど

耐久性があります!オーバーホールの際は是非入れておきたい部品ですね。

 

ヘッドまで組付け完了。

 

バルブリフターは、スムーズに動くよう、磨いてラッピングします。

 

カム周りを組付けし、タペット調整をします。
 
カムシャフトの摺動部もラッピング済みです。
 
クラッチハウジングにガタが出ていたので、ダンパーラバーを交換しオーバーホールしました。
CBX、CB-F系のアイドリング時のゴトゴト音は、ほとんどがこのクラッチハウジングのガタと
キャブレターの同調不良が原因です。(プライマリーシャフト内部にもダンパーがあり、ここが
原因の場合もあります。この場合は、交換に腰下を開ける必要がありますあせる
 
エンジンの作業がひと段落したので、始動へ向けて作業を進めていきます。
キャブレターは、チョークの作動不良、ガソリン漏れがありオーバーホールしました。
 
 
今回、同時に車検も受けるためブレーキ周りもチェックし、リアマスターから
漏れがありオーバーホールしました。
 
作業が完了し、車検も取得してテストランとチェック、調整をして完成となります!
この度はありがとうございました。またよろしくお願いします!
 
 

 

 

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