今回はCBX1000、エンジン腰上オーバーホールです!
車両はこちら。
エンジン始動中、回転を上げると白煙が出る、との事で入庫しました。
始動チェックすると、確かに白煙が出ます。暖気後も出るのでピストンリングの摩耗、
シリンダーの錆などが考えられます。
分解前に圧縮も確認しておきます。6気筒とも10kg前後あり、ひとまず問題ないですね。
ここで極端に圧縮が低い場合、タペットクリアランスの不良や、コンロッドの曲がりが考えられます。
CBX1000の場合、キャブレターのオーバーフローでコンロッドが曲がっている場合があり、その場合は
腰下までの分解が必要になってきます
摩耗や異常な傷などが無いか確認しながら分解していきます。
コンロッドにシャフトを通して曲がりもチェックします。問題ありませんでした
シリンダーに錆があり、これが白煙の原因ですね。
ピストンはSTDサイズでしたので、0.25オーバーサイズのピストンで
シリンダーボーリングして組むことになりました。
オイルパンも外して、異物等が無いか確認しておきます。
シリンダー、ピストンを外注へ発送して段取り完了です!
次回は、腰上組付けを紹介していきます
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