VFR400R(NC24)、不動修理&車検! | moto-JOY Blog

今回は、少し変わり種?なVFR400Rの作業紹介です!!

 

貴重な純正ロスマンズカラーです!ニコニコ

ヤフオクでエンジン始動可、とのことで購入されましたが届いてみるとエンジンがかからず。

他にも不具合が多数あり、修理と車検で入庫しました。

 

現状をチェックしていきます。

キャブレター周りは、手が入っているようですが、不具合多数です...。

スロットルケーブル取付部が破損し、ケーブルがおかしな角度で付いています。

 

キャブレター本体も、インシュレーターに奥まで入っておらず、固定のボルトも閉まっていませんあせる

キャブレターは、要オーバーホールですね。

 

ガソリンコックの負圧ホースもホームセンター等で売っている物が付いています。

これは、熱やガソリンですぐに劣化し、硬化してしまうので、ホンダ純正のホースへ交換します。

 

エアクリーナーエレメントも汚れはありますが、これは部品欠品のため清掃して再使用します。

 

キャブレターを分解してチェック。

ここで現状付いているキャブレターが、後期型(NC30)の物だと判明あせる

さらに一度分解されているようで、欠品部品が多数ありました。

NC24とはセッティングやエアクリーナーボックスの形状も違うため、このまま使用は出来ないと判断しました。

お客様が持込していた部品取りのキャブレターと合わせて3個1で組みなおしする事に。ガーン

 

汗ガソリンタンク内部に錆がある為、錆取りをしました。

タンク内部でストレーナーが外れていたのと、ナットが混入していました汗汗

 

その他、ボルトが閉まっていない箇所も多数あり、各部をよくチェック、増し締めをしながら作業を進めます。

ヤフオクでの車両売買はこういうリスクも多くありますねあせる

 

キャブも完成し、無事にエンジン始動!!

前後タイヤ交換、フォークもオイル漏れがあり、オーバーホールして車検を取得爆  笑

テストランをして、完成へ向け進めます!

 

しかし、テストラン中にトラブルが発生!

メインヒューズが飛んでしまい、再始動が出来なくなりました。

原因を調べたところ、

レギュレーターがパンクし、内部でショートしていました。

VFR系では、レギュレーター故障がかなり多いらしく、特にこのNC24は

純正レギュレーターがシート下の#1,3エキパイの付近にあるため、熱が原因で破損するようです。

納車前に症状が出て良かったですガーン

 

他車種のレギュレーターを使用し、熱対策で左側カウル内に移設しました!(NC24以降は、純正でこの位置になっています。)

 

再度、テストランをして問題ないのを確認し、完成となりました!

不具合や、イレギュラーが多く、かなりお待たせしてしまいましたが無事に納車できました。

今後もよろしくお願いしますニコニコ

 

 

 

店舗の営業の件で、連絡があります!

現在駐車場及び、工場前のアスファルト部分を張り替えの為に剥がしています。

そのため車両の入庫、出庫ができない状態です。

工事は約1週間で終わる予定なのですが、天候などで変わる可能性があるためまた状況を報告します。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。