定期点検の大切さ! | moto-JOY Blog

今回は定期点検の重要さのお話ですニコニコ

 

車検で入庫のお客様。「最近、ツーリングなどで乗った後セルの周りが弱い気がする。」とのこと。

確認していきます。

まずはバッテリー。液量がLOW付近まで減っていますので、補充します。

開放型のバッテリーは振動や、熱等で液が必ず減ります。減った状態での使用は

バッテリー寿命も縮めてしまうので、まめに見ておきたい箇所です。

 

次は充電電圧を確認します。

ありゃあせる全く充電していませんガーン

来られる際に止まらなくて良かったです。

充電不良のまま走行を続けると、バッテリー点火の車両の場合、バッテリー電圧のみで点火することになり、

そのまま電圧が下がっていくと点火不能、エンジンが停止してしまいます。

電圧が足りないため、もちろんセルモーターも回せず、出先だと自走不可となってしまいますガーン

 

充電不良の原因を調べていきます。

怪しい箇所を発見!レギュレーターのACGからの端子が焼けています。

焼けている部分は切断し、端子を交換して再度チェック。

変化なしですあせる

さらに配線をたどっていくと、

ありました、ACG根本のギボシ端子ですが、こちらもきっちり焼けていますあせるあせる

ハーネスの長さに余裕があったので、状態の悪い部分は切断し、ギボシ端子も交換します。

 

きっちり充電電圧が回復しました!

 

車検時には、充電電圧が問題なくてもカプラー等のチェックをします。

こちらは別の車両のものです。この車両は充電電圧は正常値でしたが、

レギュレーターの端子が焼け始めており、交換しました。

電装系のトラブルはツーリングなど、出先で対処できない可能性が高いので、こうして

発見、未然に防ぐことがとてもとても大切ですニコニコ!!

 

暖かくなり、本格的にバイクのシーズンですが、いきなり乗り出す前に

点検をしてトラブルなく楽しく乗れるようにしておきたいですねウインク