モトジョイではこれも珍しい? あまり登場することのない400FOURの作業紹介です。
数年、十数年?ガレージに眠っていたこちらの車両。
砂埃がで真っ白
まずは掃除から。
そして最初の作業は、まずクランキングをしてイレギュラーがないか最低限のチェック。 良好なのでキャブからスタート。
あれま。きれい。
さすがにドレンには古くなったガソリンがありました。
分解しても綺麗。 これは各Oリングの交換で終わりかな? と思っていると
チョークバルブの頭が折れて抜けちゃっています
これでは密閉もへったくれもないので、連結を分解し、交換。
お次はタペット、カムチェーン調整。
知らない間に閉じ切ってしまっていたり、規定値を外れていることがあるので、1万キロ毎くらいで見ておきたいところです。
カムチェーン調整は普通の車検時にもやります。
さて、厩舎ではやっておきたいメインハーネス交換。
寒波で冷え切ってて手が痛いけれど、大事な作業なので弱音は吐けません。
磨きもしっかりやります。
ヒューズボックスはさ今交換した様にきれいで、ハーネスも固くなかったのでそのまま行きます。
整備ついでの磨きはしっかりと
光がさして綺麗 ハーネスの写真忘れました
ACGからのギボシは必ずと言っていいほど焼けて硬くなっているのでハーネス、ギボシも交換します。
そしてキャブの取り付け。
ケーブルは純正タイプを組みましたが、社外キャブレターにはナットが合いません。
M6用のナットに切れ込みを入れます。
これでばっちり
点火は当然のウオタニフルパワーキット
ここで、エンジンを始動し、同調調整などをしてエンジンが問題ないかを確認し、車体整備に入ります。
まずはステムベアリング 期待通りの具合 やりがいがあります
フロントフォークもオーバーホール。インナーパイプは交換し、フォークスプリングをYSSに交換します。
ブレーキのオーバーホールですが、これもやる気にさせますね
綺麗になったところで、ホースも同時に交換。3WAYもしっかり洗浄します。
お次はリア周り。
ピボットベアリングは良好なので洗浄とグリスアップ。ブレーキも分解し古いグリスを洗浄し、組みなおします。
リア周りも完了し、いざテストランとキャブセッティングです。
プラグの焼けも良好。ボアアップと、ハイカムが入っておりびっくりするほどの走りをするので
最初の印象が吹っ飛びました
そして完成
あとはオーナー様の愛を込めた磨き次第ですね
9月に愛車撮影会もあるのでよろしくお願いします
3/26に空冷絶版車ツーリングを行います。そちらもよろしくお願いしますね