Z1000J エンジン 下準備~組み付け編です | moto-JOY Blog

前回は、分解し、不具合チェックが完了したので、修正スタートです。

 

洗浄完了ウインク

 

まず、今回の作業で1番ハードとも言える、カムホルダーねじ山全ヘリサート加工です。

J系以降、締め付けトルクが規定で1.7というとても強く締める必要があり、絶対にあとからあがるので、

この先の予防もあわせて全て加工します。全部で16箇所汗

 

 

 

ここで、ここまでやるなら、塗装、カバーのバフがけもしよう!! という事になり、ブラストの為のマスキングに入ります。

ブラスト完了!!

地味?な作業ですが、セルモーターも分解し、掃除、ブラシのチェック、交換、

アーマチュアを磨いて元気を取り戻します。

 

 

バルブはフェースの研磨、高さ合わせをしました。

カムシャフト、リフターをラッピング加工

ミッションシャフトも分解して

ラッピング加工します!!

画像はありませんが、塗装が完了し、いよいよ組みつけに入ります。

 

オーバーホール済み(位相ずれ修正、ベアリング交換)のクランクシャフト!! コンロッドがピカピカですアップ

クラッチアウターは純正の新品に交換!!

 

ケースの合わせボルトは再メッキ仕様ですニコニコ

 

 

シリンダースタッドボルトは純正のまま使うので、錆落とし後、空気に触れる箇所のみ錆止め仕様です。

コスワースの73mmピストンでボアアップです。

コスワースのピストンリングは特に細いので、慎重に組み付けます。

カムタイミングをあわせて、、、すみません。ここから画像がありませんガーン

 

すでに搭載されちゃいましたが、エンジン完成です!!