前回は、分解し、不具合チェックが完了したので、修正スタートです。
洗浄完了
まず、今回の作業で1番ハードとも言える、カムホルダーねじ山全ヘリサート加工です。
J系以降、締め付けトルクが規定で1.7というとても強く締める必要があり、絶対にあとからあがるので、
この先の予防もあわせて全て加工します。全部で16箇所
ここで、ここまでやるなら、塗装、カバーのバフがけもしよう という事になり、ブラストの為のマスキングに入ります。
ブラスト完了
地味?な作業ですが、セルモーターも分解し、掃除、ブラシのチェック、交換、
アーマチュアを磨いて元気を取り戻します。
バルブはフェースの研磨、高さ合わせをしました。
カムシャフト、リフターをラッピング加工
ミッションシャフトも分解して
ラッピング加工します
画像はありませんが、塗装が完了し、いよいよ組みつけに入ります。
オーバーホール済み(位相ずれ修正、ベアリング交換)のクランクシャフト コンロッドがピカピカです
クラッチアウターは純正の新品に交換
ケースの合わせボルトは再メッキ仕様です
シリンダースタッドボルトは純正のまま使うので、錆落とし後、空気に触れる箇所のみ錆止め仕様です。
コスワースの73mmピストンでボアアップです。
コスワースのピストンリングは特に細いので、慎重に組み付けます。
カムタイミングをあわせて、、、すみません。ここから画像がありません
すでに搭載されちゃいましたが、エンジン完成です