商品車両 CBX1000 !! エンジン作業進行中!! | moto-JOY Blog
先日もご報告しました商品車両 CBX1000 X3台のレストア作業!!

フレーム周りはすでに完成し展示中でしたが

完成前に’80年式の3号車をY様がご成約!!



6本出しマフラーを装着して納車待ちの状態です!!

残り2台のエンジンオーバーホールとペイント作業を進めております!!

まずは’79年式の2号車から開始!!



エンジン番号3桁の初期ロットエンジンになります!!



シリンダースタッドボルトに螺旋溝がないのがド初期の証。



エンジンの見た目は汚れていましたが中身はまずまずですね!!



腰上パーツだけで作業代が埋まります・・・。

ピストンは0.25mmオーバーサイズが入っていました!!



ピストン、シリンダーを綺麗に洗浄して計測です。



ピストン外径測定。

ピストンの裏にオイル焼けが無いのでオーバーホール後

それほど走行していないようです。



シリンダー内径計測。

やはりボーリング後の走行距離は少ないようです。

ピストンクリアランスは0.04~0.06mmでした。

念のためピストンリングを交換してピストン、シリンダーはそのまま使用します。



ヘッドの燃焼室のカーボンを洗浄。



その後バルブ取り外してガイドの磨耗、バルブ、シートの状態など点検。

こちらも1度オーバーホールされているようです。

カーボン洗浄してステムシール交換、バルブすり合わせでいけそうです。



引き続きクランクケースも分解します。

通常当店の納車整備は腰上のオーバーホールのみですが

今回は腰下までオーバーホール&ペイントします。

通常この追加作業は30万円ほどいただいております。



クランクケース分割完了!

思っていたよりもオイルスラッジも少なく程度良好です!!



クランクシャフト、ミッションを取り出して

洗浄、計測していきます。

点検、計測が終ると耐熱焼付けペイントに入ります!!

エンジンを綺麗に調子良くするには根気のいる作業の連続です。


現在製作しているCBX1000 ’79 と ’80は作業内容を考えると

かなりお買い得な価格設定になっております!!

11月中頃に完成して展示できるよう作業を進めております!!

完成前に成約が多い当店ですので

お探しだった方、気になる方は早めにお問合せ下さい!!

また、エンジン作業の続きをご報告いたします!!

お楽しみに!!