T様CBX 作業報告 | moto-JOY Blog
みなさんご無沙汰ぶりです

久しぶりの更新のアイザワです。


梅雨も開けて、年1回のお祭りの鈴鹿8耐も終わり秋を待つだけの今日この頃



今回は先日納車致しました、T様のCBX1000 エンジン編です。


車体から外した状態がこちら



いい感じにやれてますね・・・


ここから分解をしていきます!


まずはヘッドです


続きましてシリンダーです

ピストン・シリンダー共にキズや測定値問題なしです!


今回はT様のご要望で腰上の塗装をします。


塗装をはがす為にブラストをあてる準備です

しっかりとマスキングをしないとヘッドやシリンダーの中にブラストの砂が侵入してしまって故障の原因になるのでしっかりとマスキングします。


ブラストが終わったら砂が付いていないか入念に確認をして、塗装用のマスキングをしていきます。


耐熱塗料で塗り終わって一晩寝かしたら高熱のかまの中で焼き付けをおこなします!

この焼き付け作業をすることではがれにくく強い塗面を作ることができます。



焼き付けが完了して、塗面の確認が済んだら、組み付けに入ります

事前にバルブ廻りの洗浄や磨きを終わらせてました。
やっぱり6気筒、24バルブあると精神面・体力面共に消耗します・・・

ステムシールを新品に替えて、バルブをしっかり組み付けていきます。

エンジンの組み付けに入る前にヘッドの組み付けは終わらせておきます。



ピストンも洗浄・ピストンリングの交換を済ませて組み付けます


6気筒あるので慎重にシリンダーを入れ、組み付けておいたヘッドを組み付けます



カムシャフトを組み付けクランクとのタイミングを合わせてバルブクリアランスもしっかりと合わせていきます

ここまできて再度バルブタイミングとカムチェーンの張りを確認してからヘッドカバーを組み付けます



エンジンカバー類もバフがけ仕様です



モトジョイの新人清輔の手によって磨きに磨かれてます


カバー類も全て取り付けてエンジンは完成です!!

再塗装とバフがけをし直すと見違えるようにきれいになりますね

後は、以前ブログにアップした通りのキレイな車両になりました。


今回は腰上だけの再塗装ですが腰下の塗装・OHも可能ですのでご購入の際には是非ご相談ください!