商品車 750SS H2 エンジン廻りの作業紹介。パート2 | moto-JOY Blog
さて腰上の準備が整ったH2。

腰上組み付けする前に腰下をチェックしておかないとです。

クランクケースカバーも一式バフがけしますので

カバー類を外します。



ここまで部品を外すと750ccなのに小さなクランクケースだというのが

良く解りますね。

当時のKAWASAKIのイケイケな感じが伝わってきます(笑)

開発背景や時代背景なんかも調べてみると面白いです。

なぜこの車両が開発されたのか?なぜ必要だったのか?

なんて事も考えるとより絶版車を楽しむ事ができるかもですよ☆



クラッチカバー側です。

クラッチも分解して点検しました。

クラッチプレートは新しい物が取り付けてあったので問題なし。

ハウジング、ボスも暖付きが少なく良好です!


クランクビッグエンドのガタも無く程度良いです。

コンロッドを観察してみたら、



「SUDCO」のロゴ発見!!

社外コンロッドでオーバーホールしてありますね☆

どうりでガタが少ない訳です。

「SUDCO」ブランドで扱っているH2のコンロッドは日本のベスラ製ですので

問題なしです。

現在入手できるコンロッドはベスラ製だけではないでしょうか?





バフがけの終わったカバーです。

ピカピカになりました♪

さて、各部の準備は整ったので組み立てていきたいところですが

先にキャブとマフラーの下ごしらえです。

もちろんキャブレターはO/H。

摩耗が少ない良い状態のキャブです。

ニードルジェット、ジェットニードルがキモになるんですが

どちらも腐食、摩耗が少なく一安心。

乗るのが楽しみです!!

もともとこの車両にはチャンバーがついていたのですが

この純正ノーマルマフラーにします。

大きな傷、凹み、穴などなく程度良好です!!

綺麗に磨いて準備しておきます。


さて、これでエンジンが組み立てられます。

いよいよ次回は組み立て、完成!?

お楽しみに☆




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