１０月に入りすっかり秋らしくなってきた今日この頃
最近気温がぐっと低くなってきてますが、みなさん風邪などひいていないですか？
さて今回はK様のKZ900のエンジンのOHの続きの報告をしますー♪
前回外注さんにお願いしていたヘッドがもどってきました。
早速ヘッドを少し洗浄してヘッドの組み付けをしていきます。
と、その前に最終確認としてもう一度バルブとガイドのガタを確認します。
ガイドを新品のものにしているのでもちろんガタは問題ありませんでした。
写真はありませんが、バルブを組み終わってから最後にバルブの頭をプラハンかゴムのハンマーでたたいてコッタが外れないかみます。
これをせずに組み付けてエンジンをかけてからコッタが外れてしまうとバルブがピストンとあたってしまいエンジンを壊してしまうので念入りにチェックします。
ヘッドが組み終わったら次はシリンダーを入れるための準備をします。
合わさる面のごみやガスケットがくっついていたりするのを剥がしてオイルストーンというものを使ってなるべく平行な面を作っていきます。
綺麗になったら洗浄しておいてピストンを組み付け、ガスケットをつけて準備完了です。
シリンダーを一人でつけるときに2ずつピストンをはめていくわけですが、ピストンは自由に動いてしまうので奥から２つ目のピストンみたいに下にブロックをかましてまっすぐの状態をキープしておきます。
こうするとあとひとつを手で真っすぐにしながらシリンダーを入れていきます。
そんなこんなでシリンダーを無事にいれることができました。
このあとは組んであったヘッドを組み付けて、カムシャトをタイミング取りながら組んで、タペットクリアランスを再度調整してエンジンはおわりです。（写真なくてスンマセン・・・）
後はキャブとマフラー、外装を組みつけて車体完成です！
完成してエンジンをかけるとエンジンOHする前に出ていた白煙は止まって、２，３番シリンダーの圧縮圧力がひくかったんですがそれも正常な値になりました。
試乗をしてキャブの調整をして乗ってみても明らかにOH以前よりも調子が良くなってるのがわかるくらい変わりましたね。
ということで長い間かかってしまいましたが、K様車両が完成しました。
とても調子がいい状態に仕上がりましたので楽しんでお乗り頂けると思います。
納車での来店スタッフ一同心よりお待ちしています。
それでは今回の内容は以上にしたいと思います。
では次回のアップをお楽しみに♪
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