俺は

貧乏ゆすりをよくやる

おそらく
小学生の頃からだと思う

授業中に
机の下で

鉛筆の芯を
下にして持っていた時

思わず
貧乏ゆすりをして

膝に鉛筆を刺したことがある


考えてみれば

父も
前の事務所の社長も

頻繁に貧乏ゆすりをしていた

この業界の人は
せっかちが多いので
貧乏ゆすりをする人はかなり多い


妻にも
よく注意されるが

いつも

リズム感を鍛えているんだ
なんて言い訳をする


だいたいからして

なんで貧乏ゆすり
という名前がついたんだ?

貧乏なやつがやっていたのか?
貧乏っぽく見えるのか?

金持ちは
誰も貧乏ゆすりをしないのか?

疑問だらけだ

きっと俺は

足が動かなくなるまで
貧乏ゆすりするんだろうな