俊ちゃんと知り合ったのは

俊ちゃんがまだ
富士フィルムの寮にいる頃かな

寮にいるくせに
しょっちゅう六本木で会う

それも昂然に

余りに会うんで
こりゃ知り合いになるしかないって思った

それからは
本当によく飲み歩いたな

友達が
共通ってのもあったし


面白いことに

待ち合わせすると

帽子かなんか目深にかぶって
目立たないように
コソっと来る

どう見ても誰から見ても川合俊一だ

なんせ背が195センチ以上ある
外国の人よりでかい

目立たないわけがない


一度
バレーをやっている時
俊ちゃんが怪我をした

救急車を呼び
タンカーに乗せて
扉をしめようとして

足をくじいた

救急車の扉の外に
足がでていたのだ


彼が一度
悩んでいる時があった

理由を聞くと

棺桶のことだった

馬場さんが亡くなった時に
棺桶がなく
タオルにくるまってたのを見たらしい

確かに
俊ちゃんサイズの棺桶は
特注するしかない

でかいなら
でかいなりに

悩みがあるんだなぁ



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