皆さんこんにちは(*'▽')
もとあっしーずのしらたきです！
今回はホンダのライブディオZXの修理をご依頼いただきました
フロントタイヤ交換とギアオイル交換、
それから「フロントブレーキから異音がする」というご相談でしたので覗き込むと・・・
ブレーキパッドの残量がぁぁぁぁぁ
なんかつい最近JOGでも同じ作業をやったな～
ブレーキパッドの残量が無い！という事は、
当然ブレーキディスクもダメになっております
ブレーキパッド残量が無い状態で乗り続けると、金属のバックプレートがブレーキディスクをガリガリ削っていき、レコード盤のようにデコボコの筋がついてディスクをダメにしてしまいます
ブレーキから何かしらの異音がするようになってからでは、時すでに遅しなんです・・・案の定…ディスクローターも傷だらけです
タイヤの状態はこんな感じです
つるつるりん
部品の注文をして数日後、入荷しました
今回は社外品で信頼性の高い
「ブレーキング」のディスクを取り寄せました
純正のブレーキディスクは残念ながら廃番でした
ブレーキパッドは最近のお気に入り
「RKのファインアロイ55」です
作業していきましょう
まずタイヤを交換しますのでキャリパーを外しますが、ご覧の通りパッドの残量が～レベル０
ﾋｨｪ~~
車体からタイヤ（ホイール）を外して～
ぱぱっとタイヤを交換しました
次にブレーキディスクを外して交換します
ブレーキディスクにも使用限度がありまして、このように「この厚みになったら交換してね」という数値が刻印されています
この場合は「使用限度は2.5mm」ってことです
厚さを測ってみましょう
1.8mm・・・やはり限度を超えておりました
新品（ブレーキング）のディスクは3.5mmあります
ちなみにブレーキングのディスクの使用限度は2.7mmです
しっかりと規定トルクで締め込みます。
続いて、こちらブレーキパッドを交換しますが
残量０のペラペラな状態になっていますだいじな事なのでもう一度言います！ブレーキから何かしらの異音がするようになってからでは、時すでに遅しなんです・・・即交換をおすすめします
新品と比べると厚みは一目瞭然ですね。
もちろんブレーキが効かない状態になるので危険な状態です。点検はお早めに
新しいブレーキパッドを組み込みました～
安心感のある厚みです
タイヤとキャリパーを戻したら、
続いてブレーキフルードの交換をします。
やっぱりフルードも汚れていますね
いったい最後に交換したのはいつなんでしょうか・・・
キャリパーから吸い出して交換～
綺麗になりました
さて最後の作業ですが、ギアオイルを交換します。
さて、この車両はオイルの注入口と排出口は
同じところになっています
ボルトを外したら～
車体を倒さないように注意しながら傾けると～
オイルが出てきます
あまりにも交換してないと、
オイルが出てこない車両もあるそうです
古いオイルが出てこなくなったら、
車体を垂直に戻してオイルを入れます
ちょっとピンボケしてますが
オイルが垂れてきたらOK
ボルトを規定トルクで締めたら交換お終いです
これにて完了です
この度はご依頼ありがとうございました。
また宜しくお願い致します
ブレーキ関係、その他ゴム類の消耗品、オイル関係の劣化などの交換など、ぜひ定期的にメンテナンス交換する事をおすすめ致しますその方が、バイクにもお財布にも優しいです
【取り扱いメーカー】
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・SUZUKI
・Kawasaki
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