さて、前回の続きで
話を娘との対話に戻します。
ここで言うコーチング的対話というのは
ベースにお互いの信頼関係が
あることが前提です。
はじめましての
クライアントさんとの
出会って5分後の信頼関係
10年以上親子をしている
娘と母の信頼関係
全然違う種類の信頼関係のように
思えますが私は同じだと思うんです。
アナタの○○○なところ
気に入らないから直してよ!
と一方的に言われたら誰だって
嫌な気持ちになりますよね。
下手したらその瞬間に
信頼関係にヒビが入ってしまうかも。
クライアントさんに
丁寧に振舞うように
親しき仲にも礼儀あり。
相手の心の中に
ドカドカ上がらないように
娘の関心や気持ちに
寄り添うように
まずは理解する努力をしました。
その上で、私は私の考えで
アナタにこうして欲しいのだけど
それについてアナタはどう思う?
と問いました。
すると、娘からも
ママのここの考えは
ごもっともだなと思う。
でも、私はこれがやりたいから
いきなりそここまで時間を
減らすのは今は難しいと思う。
(スクリーンタイムの話)
そうだよね、分かるよ。
じゃぁ、アナタのやりたい事を
一緒に整理してみない?
その上でそれぞれの
アプリでやりたい事と
どのくらい使えたら満足するか
教えてくれる?
こんなことを聞きながら
私はすがさずメモ!!!
書き出してみたものを
一緒に見ながら
これは毎日やりたいの?
Aをやる日はBはやらないことに
してみたら1日に使うデバイスの
時間はそこまで長くならないかもね。
そういう工夫をして
ある程度の制限の中で
資源(この場合は時間)を
やりくりしたり
やりたい事に優先順位をつけて
行動することが
自律に繋がると思うけど
どう思う???
娘:そう思う。
じゃぁ、これで試してみようか。
この会話の合間に
私が感じていた
「漠然とした不安」や
「スマホの負の側面」
その解消法や
公的機関の研究結果
などについても話しました。
もう中学生なので
エビデンスを提示して
理解してもらうことも大事かと(笑)
自分の漠然とした不安について
思考をめぐらせた時に
自分の情報不足で不安を
感じていると気が付きました。
正体の分からない不安こそ
一番の不安要素です。
その不安の正体が分かれば
解消法を考えれば済みますもんね!
コーチングに直接関係は
ありませんが
自分の知識不足を補うために
見たYouTubeがとても分かり
やすかったのでシェアします。
「スマホ脳」という本の
著者アンデシュ・ハンセン氏
ご本人のインタビュー動画です。
(日本語字幕)
本で読みたい方はどうぞ。
私は娘との対話の前に
この動画を見て良かったと思いました。
私たちがスマホやゲームやその他
デジタルデバイスに夢中になるのは
私たちの意思力だけの問題ではないと
はっきり理解できたから。
そもそもスマホは
指一本で短期的な快楽を
追い求められるように
ドーパミンが放出されるように
私たちをいかに虜にさせるか
つまり、依存状態にさせるか
工夫が凝らされているのです。
SNSアプリ然り。
だからこそ私たちユーザーは
デバイスに使われるのではなく
私たちの意思で目的を持って
触れることが重要だと思うよ
というところまで話すことができました。
娘:そうだね、分かってるよと一言。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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