小さな頃から

 

「独特の世界観がある」

「変わっている」

「変な人」

 

と言われることが多々あった。

 

自分も人より秀でていたかったし、特別な自分でいたかったと思う。

 

でも、いつしか変わっていることに対して凄く抵抗を覚えた。

 

両親からは

 

「自分を特別だと思うな」

 

と言われていたし、特別と思うことは傲慢なことだ、と思うようになった。

 

今になって思うことは

 

特別なことと、傲慢なこと、普通でないことは、一緒のようで一緒でない。

 

確かに私は団体行動が苦手で、学校でも浮いていたと思う。

どこかのグループに属したくても属せなかったし、友達がいなくて一人ぼっちのことも多かった。

みんなと同じように振舞おうとしては失敗して空回りしていたと思う。

その劣等感から、人より特別になろうとしてまたさらに空回っていたと思う。

 

両親から好きなことをやりなさい、と口では言われていても

できることは両親の価値観にあった許容範囲のものだったし、自然に両親が好みそうなものを選択するようになっていったと思う。

さらにたくさん遊びなさい、と言われて素直に遊んでいたけれど、受験の時に急に、将来いい大学、いい会社に入るために勉強しなさい、と初めて勉強を強いられたことがなかなかのショックだった。

そして勉強を頑張ってしていたけれど、だんだんついていけなくなって、ついに全くしなくなってしまった。

 

大人になって、海外に留学して気づいたことは、日本にいた時のような同調圧力がなく、それだけで呼吸が深くなって生きやすくなったことだった。

 

日本は好きだし、現在いる友達も周囲の人たちも大好きだけど、一回海外に出てみたことはとても良かったと思っている。

出てって初めて体感したこと、気づいたことがあったからだ。

 

人って本当にそれぞれで、同じ日本人でも好きなこと、得意なこと、生活習慣、体力、能力、食べ物の嗜好などはみんな違うと思う。

 

私の子供時代って、ざっくりそこをみんなと同じに、いい大学に入ればいい企業に勤めて、お家を買って子供を育ててっていう教育が主流だったと思う。

今はそんなことないよって大体の人が気づいているけれど。

 

自由気ままに生きてきてしまっている、という罪悪感がどこかにあって、自分は結婚もしていないし、子供もいないし、不完全なんだ、不十分なんだって思いがずっとどこかにあったことに気づいた。

 

これを書いていて思い出しことが一つ。

 

私はずっとマッサージのお仕事をしているからネイルとかしていなくて、爪もずっと短いまま日常を過ごす。

その爪を見て、かわいそう!という言葉を友達から言われたことがあった。

なぜかわいそうなのだろう?勝手にかわいそうにしないでほしいなあって内心ムッとしたけれど、それを伝えることができなかった。

そして、かわいそうなの?とかわいそうにちょっとだけでもしてしまった自分がいた。

 

私はあんまり爪にお金をかけて綺麗にすることに興味がない。

でもしている人を見ると素直に綺麗だな、いいなって思う。

 

その代わり、海に潜ったり、ヒーリングやマッサージの仕事をしていると喜びを感じる。

 

本当にそれでいいのだ。

それで、かわいそうっていってくる人に対しては、あんまりにも気になるようならそっと離れていけばいいだけなのだ。

 

人は本当に自分のやりたいことを思いっきりやっていると

 

人のことは全く気にならなくなる

 

というか自分のことで忙しいからどーでもよくなる

 

あなたに何か言ってくる人は、暇な人か、やりたいことを思いっきりやってない人か、善意だとしても自分の価値観を押し付けてくる人か、

それでも本当に善意の時もあるから、その辺は見極めていってください笑

 

本当に自分のやりたいことがわからない、って人は

まず、人と違うことを恐れないでください。

 

自分の感性を大切に信頼してあげてね。

 

これは私に対しても伝えたいことです。

 

今振り返ってみて、私の人生、本当にたくさんの人に迷惑かけたし、何かやろうとしたことはことごとく失敗したり、怒られたり、呆れらたりしたけれど、どれもやって良かった、経験して良かったって思うことばかりだったと思う。

 

逆に人から気に入られようとしたり、安全だからという基準で選んだり、我慢をしていたことでいいことはあまりなかった。

でもそれも、経験でやったからわかったことだった。

 

こうやって、いろいろやっていくと、本当に周りには心が通じる人たちが集まってきて、そして人と違う自分でも受け入れられ、特別であり、特別でなくなる。ただ、違うだけになって、違いを認め合う人間関係が生まれる。

 

我慢が長く、ずっとしてきた人は、最初は反抗心や怒りが出てくるかもだけど、それも必要だからしょうがないね。

でも人と違った選択や感情を選んでも自分を大切にしてほしい。

やりたいことがわかって、やろうとする出発点はそこからだから。

 

私もまた自分への信頼を深めていきたいって初心に戻っている。

 

まずは日常生活から始めてみよう。

いつもの家庭の中で、職場で、人間関係の中で、一人の時も

自分が何が好きなのか?心地よいのか?そしてそれをどう行動に移していけるのか?

朝飲む一杯の飲みものを選ぶところからでもいいから

やってみよう

 

読んでくれてありがとう!

 

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本郷綜海 LAS認定ヒーラー 木内悦子