乳幼児の肌はプリンプリンですが、すぐに荒れたり湿疹ができたりしますよね。
特に、1歳未満の子どもは肌トラブルが起きやすい時期です。
これは、お腹の中では羊水に守られていたのに、生まれた瞬間から全く別の環境におかれます。
常に空気と細菌に触れる肌は、その環境に慣れようとして湿疹などのトラブルがおきます。
このトラブルは2歳までおきます。
そのため、2歳以下の肌トラブルは気にしない!
という気持ちが大切です。
そして、キレイにし過ぎないということも重要です。
湿疹ができると、「よく洗わないと」と石鹸でゴシゴシ、お風呂でゴシゴシしたくなりますが、洗いすぎると皮脂がとれて皮膚のバリア機能が失われます。
そのため、石鹸などつけずにお湯で洗うくらいの気持ちでOKです。
かきむしる場合は、病院で軟膏を処方してもらうことも必要ですが、この時にステロイドは避けましょう!
医師の方針によっては、ステロイドでパッと治すという方法をとる病院もありますが、出来る限りステロイドは避けるべきです。
バリア機能が弱くなっているところで、ステロイドを使うとますます弱くなります。
人間が持っている自然治癒力を信じて、待つことも大切ですね。