藤沢あゆみです
2000年からWEB掲示板のおなやみ相談に回答したことから活動を始めました。
相談を始めた当初、わたしは自分の生い立ちを一切明かしていませんでした。
それは、自分自身よりも自分の恋愛メソッドや、問題解決メソッドが主役だと思っていたのもありますし、生い立ちを知ると、わたしはあゆみさんのように強くなれないと思う人がいて、メソッド自体の説得力が変わるかもと思ったからでした。
わたしが活動を始めた当初は写真をアップするという文化もなかったこともあります。
ですが、フェイスブックが出てきて実態がある人の言葉の方が届くようになり、自分自身も自分のことを、フラットに伝えられる自信も持てたので、自分自身のことを明かしています。
第8回は、こんなおなやみに答えます。
「子どもの頃いじめられ、大人になっても心の傷が消えません」
「見た目にわかる持病があり、子どもの頃、いじめや差別を受けました。
その時受けた心の傷が今も消えず、パニックと障害や鬱を発
誰と話しても何をしてもどこにいても怒りと不安で気が狂いそうで
過去を断ち切る方法や、生きづらい人間が生きていくためアドバイス
ありがとう。
わたしも見た目に分かる症状があり、物心ついた時には、このままではいじめられる、だからいじめられない人気者になろうと思ったことが今につながっています。
過去が今につながっているという意味では、あなたと同じです。
わたしがなぜそんなふうに考えられたかというと、そのことによって割りを食いたくなかったからです。
さみしい子、暗い子だけにはなりたくない。かわいくなるのは無理だけど、そんな自分でもどうしたら人気者になれるかなと考えました。
先天的なものがあると陥りがちなことですが、
おとなになって発症したのは、
わたしの場合は、その環境が残念だと気づくのが早くて、どうしたら回避できるかと考えた、その違いだけだと思います。
あなたが、心の傷を今も感じるのは、過去を振り返り、自分を癒してるのかもしれませんね。
だからそんな自分を罰しないでください。その気持ちを罰すると、逃げ道がなくなり、心の病という形になってしまう、それが今の状況じゃないかなと思います。
だけど、この状況が嫌だ、抜け出したいと思っているならあきらめなくてだいじょうぶ。
自分のどんな気持ちにもOKしましょう。心の病という形であなたを守ろうとしてくれた自分の魂に、ありがとうと言ってください。
わたしの場合は、引け目を感じて普通かもしれないのに、人気者になりたいと思えた厚かましい自分の魂に感謝しています。
悲しみを受け入れ、そして何が悲しかったのかを明確にしてください。
わたしの場合は、よく性格が見た目に現れるなんて言うけど、わたしにはそのチャンスもなかったと思いましたよ。
性格いいならかわいいはずなのに、わたしは性格いいけど（きっぱり）かわいくなるチャンスはなかったよと。普通より可能性が少ないじゃんと。
いらだち、不安、悲しみの本質を見つける。大切にされたかった、
そして今の自分にできる、自分を安心させる、
自分を嫌な気分にさせるひとには近づかない。
わたしとあなたは真逆だとあなたは思うかもしれませんが、実は、そこを乗り越えるプロセスは同じで、それはいつからでもできるのです。
過去が癒されることで安心し、現実の人間関係も変わって来ます。
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