わたしは、この連載に「乗り切る力」というタイトルをつけました。
サブタイトルは「何があってもだいじょうぶと言える生き方」です。
コロナウイルスが蔓延し、これから大変な世の中になるかもしれない。これから何が起こってもだいじょうぶと言える提案したいという思いからでした。
本当に乗り切る力とは、自分の中から湧き上がる全ての気持ちを受け入れて、そんな自分の味方になることだとわたしは考えます。
まずは、これから自分に何が起こっても、自分は自分の味方でいようと決めます。
仕事を失っている自分もOK、仕事を得ようとチャレンジしている自分を全力で応援し、不採用になっても、すぐにお客さまが来なくても、行動している自分、偉いとねぎらう。
自分を最大の味方にしよう
そうやって自分にOKを出し、出てきた心の声に静かに確かに耳をすませていると、あなたに変化が訪れるでしょう。
その変化とは、あなたに、やりたいことが出てくること。
人間、ずっと何もやらないでいることもできないものです。
いまできることを見つけよう
やる気をなくしているときは、人間疲れています。十分休養をして、自分にOKを出すことにより、心身ともにリラックスできると、自然に行動したくなるのです。
やりたいことは、仕事やお金儲けに関わることじゃなくてもかまいません。STAYHOME中、よく聞かれたのは、うちを片付けることや、家の中で筋トレをしたりしてダイエットをすることでした。
自分のうちが綺麗になっても、自分のダイエットがうまくいっても、お金が儲かったり、他者に対して社会貢献をしているわけではありません。だけど、いいんです。
重要なポイントは、どんなことでもいいので、納得するまでやりきることです。他の誰かにとって価値があるかよりも、自分自身が納得すればそれでいい。
ダイエットなら10キロ痩せて目標体重になるとか、片付けなら、家中の整理をやりきったらめちゃくちゃ納得ができそうですが、そこまでいかなくてもだいじょうぶです。
今できることをやっている、やることが楽しい、そう思えただけでも自分の気持ちの持ちようが変わってきます。
まずは、やりたいことが見つかるだけでもOK。
旅行に行くときって、目的地に着かなくても、うちを出て最寄りの駅に向かっているときからワクワクしていますよね。
行きたい場所を決め、出発して歩き始めた、その道中にいるだけで気持ちが前に向かっています。
どんなことがあなたの気持ちに火をつけてくれるかわかりませんから、少しでもやる気になったことにはどんどんトライしてみることをお勧めします。やってみて気乗りしなかったことはやめてもOK。
ただ多くの場合、楽しくなるまでにやめてしまうことが多いと思います。
何の手応えもなくても1日続いたら3日続けてみよう、3日続いたら1週間続けてみよう、一週間続いたら10日続けてみよう、10日続いたら2週間続けよう、そうして21日間、3週間続いたら多くのことは習慣になり、あなたはそれが楽しくなっているでしょう。
そうすると、習慣になるまで続けられなかった、何をやっても続けないわたし、と落ち込んでしまうかもしれませんが、もうひとつ大切なこと。
無理に明るくしようとしない
次は、こんなお話をしますね。
また、読んでもらえたらうれしいです。
開きたてほやほや！
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