Toshlさんは言い、その場で立ち上がった。
「まず、もちろんToshlに言わないわけがない」
いきなりそこから切り出したYOSHIKIさん。
「YOSHIKIさんとToshlさんの関係はだいじょうぶ?」
「XJAPANの新曲をToshlさん以外のひとが歌うの?」
それぞれのニコニコ動画のチャンネルで
ことのあらましを語るときの
ふたりの様子は、よく似ていた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/18/motezo/62/14/j/o0580032614233744236.jpg?caw=800)
XJAPANというものが
あまりにも魅力的なので
わたしたちはそれを望んでしまう。
それ以上のものなんて存在しないかのように。
だって、あとどれくらい曲を生み出し
歌い続けることができると思う?
もう潜在意識レベルで
アーティストとファンである自分の
人生の残り時間をカウントし
「だって、もう時間がないじゃん」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/15/motezo/c2/d2/j/o0880058914233629559.jpg?caw=800)
極端な話
アーティストのファンになるということは
「俺はこれから石とコラボしていくことにした」
とそのアーティストが宣言したとしても
作品はそのひとから生まれるものなので
そのひとの石、じゃない意志を受けとるのみだ。
ええ〜石じゃなく人間とコラボしてほしい!
と思うのは自由だけどね。
YOSHIKIというアーティストにとって
「100年残る音楽を生み出したい」思いは
アルバムよりも、XJAPANよりもおおきい。
XJAPANで歌ってるToshlさんが一番好き
と思うのは自由だけど
ファンにツイッターのフォローを返してくれたり
テレビに出まくって番組にツイートするところまで
やってくれるのがToshlというアーティストだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/14/motezo/d7/66/j/o0400040014233606511.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/14/motezo/9c/a6/j/o0992099214233605878.jpg?caw=800)
ふたりの話を聞いていると
たがいに一緒にやりたいと思っているのに
ブラックボックスのように出口ですれ違う。
通路の右端と左側をおたがいが歩いていて
すれ違っていることに気づかない
韓流ドラマのようだ。
ショービジネスは
ふたりだけでやってるものじゃないから
信じられないようなすれ違いがある。
だけど最後には、なるようになるはず。
それが誰も望まないことなら
不協和音が起こるようになっている。
本音で美しいものしか残されない
そんな感じがしている。
大切に思う気持ちがあるなら
だいじょうぶだ、と思った。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/17/motezo/f3/ba/j/o0335026414233695118.jpg?caw=800)
XJAPANの音楽が
唯一無二であるように
Toshlというひとのボーカルも
唯一無二だから
Toshlさんは歌いまくって欲しい
ボーカリストとして
とファンは期待するけど
ずっとみていて
「世界一のお茶の間ロックスター」
というキーワードが浮かんだ。
Toshlというひとは
わたしたちが思う以上に
タレントで、エンタティナー。
歌はそのなかで、一番素晴らしいもの。
唯一無二の歌の才能にさえとどまらない
本来の意味でのタレントなんじゃないかと。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/17/motezo/39/b1/j/o1160065314233702661.jpg?caw=800)
それは、YOSHIKIさんにも言えることで
YOSHIKIさんのつくるXJAPANの楽曲は
ほんとうにすばらしいけど
YOSHIKIさんはXJAPANのリーダーにも
とどまらない音楽家なのだと。
YOSHIKIさんは自由人に見えて
全方位的に気遣いのひとだ。
HYDEさんから
Toshlさんへの愛情が半端ないですねと
言われて嬉しかったと話した。
レコーディングを通して、といったから
レコーディングの時
YOSHIKIさんはToshlさんのことを
HYDEさんに話してたのか・・・
とほっこりしてしまうエピソード。
みんながHYDEさんを目の敵にしないように
むしろHYDEありがとうと言いたくなるような
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/19/motezo/60/53/j/o0963062414233751779.jpg?caw=800)
誰も敵に回さないような
気配りを天才的にできてしまうひとで
それと同時に
交通整理が苦手と自ら言われたように
音楽を生み出すためなら細かいことは
あえて見ないという一面も持たれている。
いや、音楽家としては
ひととしての繊細な感性を
立ち上げないように
独断的なアーティストに
徹するようにされているのかもしれない。
それはToshlさんにも感じることで
Toshlさんはどこまでも謙虚で
全方位的に気遣いのひとだけど
やりたい仕事には制限なくチャレンジする
我が道を行くひとでもある。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/16/motezo/2d/47/j/o2016151214233659379.jpg?caw=800)
YOSHIKIさんもToshlさんも
それぞれがXJAPANだから
YOSHIKIさん自身は
名義でこんなにファンがざわつくなんて
想像がつかなかったのかもしれない。
現在進行形という
この曲はこれからどんな形になるか
わからないしね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/16/motezo/2b/dc/j/o0750075014233668853.jpg?caw=800)
わたしは、恋愛マニアという
作家ユニットのリーダーをしていて
男性ひとり、女性ふたりのユニットで
恋愛マニア名義で出した本が10万部を突破した。
リーダーであるわたしは
みんな恋愛マニアという肩書きを
どんどん使ってくれたらいいと言ったけど
恋愛マニアのブランドを一難活用してるのは
リーダーの自分だった。
メンバーには、恋愛マニアのっていう印象で
見られたくない気持ちがあったかもしれない。
その名前をつかって
変な仕事をしてほしくないとは思ったし
自分自身が売れるまでは
マニアを越えられない、とジレンマを感じた。
自分自身よりもおおきな存在であるユニットは
越えたくて、汚したくない存在だった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/17/motezo/58/3c/j/o2016151214233692059.jpg?caw=800)
わたしがXJAPANのファンになったきっかけは
テレビでToshlさんの歌を聴いたときだ。
それはバラエティー番組で
Toshlさんはひとりだったけど
XJAPAN、そのものだった。
彼らが何をやっても
それぞれがXJAPANで
いちアーティストである。
ソロの時もXJAPANを背負っているし
XJAPANの時もソロアーティストだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/17/motezo/83/c2/j/o0615041014233697411.jpg?caw=800)
「同窓会のようなアルバムは出すつもりはない」
どうしたらXJAPANが、世界に広まるのか
それをすごくすごく考えているYOSHIKIさん
メンバーとリーダーは
見ている世界が自ずと違う。
「だけど世界に出ることが
本当にメンバーも
自分も含めて望んでいることなのか」
初めて聞いた、迷いの言葉。
YOSHIKIさんのそのことばには
概念ではない現実的な7人のXがあった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/17/motezo/2d/e5/j/o3000172514233700325.jpg?caw=800)
わたしは彼らが、生み出してくれるものを
ただただ、楽しんでいきたいと思った。
それこそ、
だって、あとどれくらい曲を生み出し
歌い続けることができると思う?
わたしも、100年後も売られ続ける本
100年残ることば、生み出したい。
クリエイターとしておおきな刺激をもらった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180722/18/motezo/85/15/j/o0524032614233722183.jpg?caw=800)
「ビートルズじゃないけど
あんなすごいボーカリストが近所にいたんだよ」
うん、ずっと
ふたりはジョンとポールみたいだなと思っている。
Toshlさんの声で楽譜を書いているYOSHIKIさん。
100年愛される音楽をYOSHIKIさんが生み出すなら
そこにはきっと、Toshlさんの存在があるのだろう。
50年愛は、100年愛される音を生み出すのだ。
直接、相談したいあなたはこちらからどうぞ
🔸30分 de乗り切るトーク
30分で問題解決したいあなたに
🔸制限ゼロ会議
自由なスタイルで相談したいあなたに
🔸出版・メディアコンサルティング
出版したいあなたに
🔸ストーリーメディアコンサルティング
コミュニティを築きたいあなたに
🔸100いいね実践プロジェクト
思い通りの一年を過ごしたいあなたに
🔸藤沢あゆみを参謀にする1年
一年かけてかなえたいことがあるあなたに
藤沢あゆみへの取材・執筆依頼等のお問い合わせはこちらからどうぞ