50年愛 XJAPAN YOSHIKIさんとToshlさんのこと | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

「50年付き合っているんですよ、50年」
Toshlさんは言い、その場で立ち上がった。


「まず、もちろんToshlに言わないわけがない」
いきなりそこから切り出したYOSHIKIさん。


「YOSHIKIさんとToshlさんの関係はだいじょうぶ?」
「XJAPANの新曲をToshlさん以外のひとが歌うの?」



それぞれのニコニコ動画のチャンネルで
ことのあらましを語るときの
ふたりの様子は、よく似ていた。





XJAPANというものが
あまりにも魅力的なので
わたしたちはそれを望んでしまう。


それ以上のものなんて存在しないかのように。


だって、あとどれくらい曲を生み出し
歌い続けることができると思う?



もう潜在意識レベルで
アーティストとファンである自分の
人生の残り時間をカウントし


「だって、もう時間がないじゃん」





極端な話
アーティストのファンになるということは


「俺はこれから石とコラボしていくことにした」


とそのアーティストが宣言したとしても
作品はそのひとから生まれるものなので
そのひとの石、じゃない意志を受けとるのみだ。


ええ〜石じゃなく人間とコラボしてほしい!
と思うのは自由だけどね。



YOSHIKIというアーティストにとって
「100年残る音楽を生み出したい」思いは
アルバムよりも、XJAPANよりもおおきい。


XJAPANで歌ってるToshlさんが一番好き
と思うのは自由だけど
ファンにツイッターのフォローを返してくれたり
テレビに出まくって番組にツイートするところまで
やってくれるのがToshlというアーティストだ。





ふたりの話を聞いていると
たがいに一緒にやりたいと思っているのに
ブラックボックスのように出口ですれ違う。


通路の右端と左側をおたがいが歩いていて
すれ違っていることに気づかない
韓流ドラマのようだ。


ショービジネスは
ふたりだけでやってるものじゃないから
信じられないようなすれ違いがある。


だけど最後には、なるようになるはず。


それが誰も望まないことなら
不協和音が起こるようになっている。
本音で美しいものしか残されない
そんな感じがしている。



大切に思う気持ちがあるなら
だいじょうぶだ、と思った。






XJAPANの音楽が
唯一無二であるように
Toshlというひとのボーカルも
唯一無二だから


Toshlさんは歌いまくって欲しい
ボーカリストとして
とファンは期待するけど
ずっとみていて


「世界一のお茶の間ロックスター」


というキーワードが浮かんだ。


Toshlというひとは
わたしたちが思う以上に
タレントで、エンタティナー。



歌はそのなかで、一番素晴らしいもの。
唯一無二の歌の才能にさえとどまらない
本来の意味でのタレントなんじゃないかと。





それは、YOSHIKIさんにも言えることで
YOSHIKIさんのつくるXJAPANの楽曲は
ほんとうにすばらしいけど


YOSHIKIさんはXJAPANのリーダーにも
とどまらない音楽家なのだと。



YOSHIKIさんは自由人に見えて
全方位的に気遣いのひとだ。


HYDEさんから
Toshlさんへの愛情が半端ないですねと
言われて嬉しかったと話した。
レコーディングを通して、といったから


レコーディングの時
YOSHIKIさんはToshlさんのことを
HYDEさんに話してたのか・・・
とほっこりしてしまうエピソード。


みんながHYDEさんを目の敵にしないように
むしろHYDEありがとうと言いたくなるような





誰も敵に回さないような
気配りを天才的にできてしまうひとで
それと同時に


交通整理が苦手と自ら言われたように
音楽を生み出すためなら細かいことは
あえて見ないという一面も持たれている。


いや、音楽家としては
ひととしての繊細な感性を
立ち上げないように
独断的なアーティストに
徹するようにされているのかもしれない。


それはToshlさんにも感じることで
Toshlさんはどこまでも謙虚で
全方位的に気遣いのひとだけど
やりたい仕事には制限なくチャレンジする
我が道を行くひとでもある。





YOSHIKIさんもToshlさんも
それぞれがXJAPANだから


YOSHIKIさん自身は
名義でこんなにファンがざわつくなんて
想像がつかなかったのかもしれない。



現在進行形という
この曲はこれからどんな形になるか
わからないしね。





わたしは、恋愛マニアという
作家ユニットのリーダーをしていて
男性ひとり、女性ふたりのユニットで
恋愛マニア名義で出した本が10万部を突破した。


リーダーであるわたしは
みんな恋愛マニアという肩書きを
どんどん使ってくれたらいいと言ったけど


恋愛マニアのブランドを一難活用してるのは
リーダーの自分だった。
メンバーには、恋愛マニアのっていう印象で
見られたくない気持ちがあったかもしれない。


その名前をつかって
変な仕事をしてほしくないとは思ったし
自分自身が売れるまでは
マニアを越えられない、とジレンマを感じた。


自分自身よりもおおきな存在であるユニットは
越えたくて、汚したくない存在だった。





わたしがXJAPANのファンになったきっかけは
テレビでToshlさんの歌を聴いたときだ。


それはバラエティー番組で
Toshlさんはひとりだったけど
XJAPAN、そのものだった。


彼らが何をやっても
それぞれがXJAPANで
いちアーティストである。


ソロの時もXJAPANを背負っているし
XJAPANの時もソロアーティストだ。





「同窓会のようなアルバムは出すつもりはない」


どうしたらXJAPANが、世界に広まるのか
それをすごくすごく考えているYOSHIKIさん


メンバーとリーダーは
見ている世界が自ずと違う。


「だけど世界に出ることが
本当にメンバーも
自分も含めて望んでいることなのか」



初めて聞いた、迷いの言葉。
YOSHIKIさんのそのことばには
概念ではない現実的な7人のXがあった。






わたしは彼らが、生み出してくれるものを
ただただ、楽しんでいきたいと思った。


それこそ、


だって、あとどれくらい曲を生み出し
歌い続けることができると思う?



わたしも、100年後も売られ続ける本
100年残ることば、生み出したい。
クリエイターとしておおきな刺激をもらった。





「ビートルズじゃないけど
あんなすごいボーカリストが近所にいたんだよ」



うん、ずっと
ふたりはジョンとポールみたいだなと思っている。


Toshlさんの声で楽譜を書いているYOSHIKIさん。


100年愛される音楽をYOSHIKIさんが生み出すなら
そこにはきっと、Toshlさんの存在があるのだろう。



50年愛は、100年愛される音を生み出すのだ。





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