実家に帰省したら
子猫がもらわれてきました。
人気のアメリカンショートヘアー。
たくさん子供が生まれた中で
この子は模様がくっきりしてなくて
価値としては低くなっちゃうとかで
捨てられそうになってたんだそうです。
かわいそうだからと預かったひとは
うちにはわんちゃんがいるから
飼えないのでどうしようと思っていたところ
あにがうちで飼いますともらってきたそうです。
最初はすごく警戒してたけど
すっかり実家のアイドルに。
めちゃくちゃ顔はかわいいのに
スタイルに難ありで
地上波にでれないB級アイドルのような。
だからこそうちに来てくれました。
ペットショップで買うと
10万とかするそうですね。
この子が模様くっきりの猫ちゃんなら
ペットショップで高値で売られていたでしょうか
数百円単位の猫の砂や
爪研ぎを選ぶにも迷う
ささやかな姉夫婦のもとに
来てくれたこの子は
愛だけはたっぷり注がれそうです。
母の誕生日に来た女の子。
名前はミサちゃんになったそうです。
実家にはかつて18年生きた猫がいました。
わたしが小姑で
姉の縁談が一家の課題だった頃
間違いなく大人家族の潤滑油になってくれてました。
姉が結婚し
わたしが作家デビューしたら
まるで一仕事終えたかのように
猫は生涯を閉じたのです。
その後、実家に甥が生まれ
飼われることになった猫がいました。
うちに来て10日でなくなってしまった
リサという雄猫。
リサの名前と
ミは、母の戒名の中に
ある一文字。
ミサには祈りという意味もあります。
リサちゃんは男の子だったので
女の子のような名前でへんてこりんだったけど
ミサちゃんは女の子らしくていいね。
今度帰ったらでかくなってるかな？
実家に帰った時の楽しみが増えました。
今日は終戦記念日でしたね。
戦いを終わらせる決断が
なされた日です。
すべての命に祈りを。
すべての命にありがとう
