★4月16日に生まれたあなたへ&エンタティメントは悲しみから生まれる | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

あゆみですドキドキ  

 4月16日にうまれたあなた、お誕生日おめでとうラブラブ

お誕生日だったよ!


ってあなたはコメントで教えてね
星 

周回遅れになってますが、生温かくみまもってくださーい!

相棒は毎日、おくれずに更新してくれてます!

ハッピーバースデー日めくり365


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「はかなくて、華やかで、花火のようだね」


5歳のとき、舞台に立った。


チャイドルなんかじゃない。

歌手の母が
声が出なくなり、その代役だった。

その母は、精神に異常をきたし

施設に収容されてしまう。

父もアルコール依存症でなくなった。
彼は孤児院や貧民院を転々とした。


4月16日に生まれた喜劇王チャールズ・チャップリン。

そのおいたちは悲劇から始まった。


映画

「モダンタイムス」の冒頭では
羊の群れと労働者とオーバーラップする。

そこには、彼が子供の時に見た風景があった。

あるとき、食肉処理場から羊が逃げだした。

周囲の人は羊を追いかける。
羊も必死で逃げるから
人も羊もあちこちでぶつかり、ひっくり返った。

その光景をみた人々は笑っていたけど
彼は感じたという。


「あの羊は泣いているんだ……」

“永遠の放浪者”のモデルは、
足を引きずりながら荷車を押す男だった。

チャップリンの母ハンナは、
通りをゆく人々をパントマイムで表現し、
幼い彼に人間観察の大切さを教えた。

年の暮れ、食べるものがない中、
慈善鍋のスープを配りに
教会の人が鐘を鳴らしてやってきた。

「チャーリー!早く鍋を持って取りに行って」

病気の母が彼にいった。
彼は自分の靴がないので裸足で行くしかなかった。

「私の靴をはいておいき」

母の大きなボロ靴を引きずり

彼はスープを貰いにいった。

その時のドタ靴は
放浪紳士チャーリーのトレードマークとなった。


ユダヤ人差別の深刻さが克明に描写された
「独裁者」

撮影当時、ヒトラーを支持する者も少なくなく
製作中止を求める様々な妨害が
チャップリンに加えられた。

「このまま撮影を続けると殺されるかもしれない」

ヒロインの名前は
11年前に他界した母と同じハンナだった。

公開が中止されれば多額の負債。
命すらも危ないかもしれない。

それでも彼は天国の母親に作品をささげた。
その作品は世界的ヒットとなり今も語り継がれる。


エンタティメントは悲しみから生まれる。

大好きな人には

笑っていてほしい。


たとえ今がどんなでも。

人は笑いをつくりだしても大切な人に捧げます。


なぜそんなことができるのか


悲しみや貧しさがどんなに人を苦しめようと
決して奪えないものがあるから。


そこに、愛があるから。


誰かが誰かを大切に思う。
その気持ちだけは奪えないのです。


今日の日めくりメッセージはこちらです


読んでくれてありがとう、またねドキドキ