３月８日にうまれたあなた、お誕生日おめでとう
お誕生日だったよ！
ってあなたはコメントで教えてね
「もう、春はすぐそこだよ！」
３月８日生まれの小説家、角田光代さんは、
小学校一年生の時から、小説家になろうと思っていたそうです。
そういうと
「初志貫徹！すばらしい！」
と絶賛されそうですが、そうじゃないとご本人はいいます。
できることがほかになかった。
だからそれだけにのめりこんだ、といいます。
すごくわかるなぁ。
わたしも、運動もダメ、勉強もそこそこ。
ほめられるのはクリエイティブ系のことだけだった。
わたしの場合、最初は絵が注目されて、手先も器用と言われた。
でも、小学校１年のとき担任だった井上先生は
家庭訪問に来た時母にこう言いました。
「この子は、文章だけ書けたらほかのことは何もできなくてもいい」
先生は、一番は文章だと気づいていた。
だけど自分的にはその言葉を聞いて
「文章しかダメってこと？」
と少し思ったのを覚えている。
「そうか、文章が日本一になろう！」
と素直に思えたら今頃ミリオンセラーとか書いてたかしら？
わたし的には、どちらかというと絵の方が自信があった。
手芸も得意だった。
だからおとなになってデザイナーを目指した。
結局、思ったところまではいけず、作家になった。
井上先生はわたしたちの担任を最後に退職。
毎日毎日、２６人の子供たちが書いてきた日記をその日中に見て
その日のうちに返してくれた。
フェイスブックでいいね！するかの如くのダイレクトレスポンス。
まるには三重丸から五重丸まであって
わたしはほとんど毎日五重丸をもらった。
先生からもらう五重丸に育てられました。
井上先生、育ててくれてありがとう！
残念ながら、出版決まった時にはもう・・
天国で今のわたしを見ていてくれるかな？
「だからあの時言うたやん」
と笑ってるかな。
いつかそちらで
「これが代表作です」
って渡せるのが夢です。
不器用はギフト。
やれることは少ないほど初志貫徹できるのかもしれません。
一番じゃなくていい。
できることに注目しよう。
今日の日めくりメッセージはこちらです
読んでくれてありがとう、またね