1月28日にうまれたあなた、お誕生日おめでとう
お誕生日だったよ!
「一緒に、輝こう!」
1月28日生まれの、元プロ野球選手、新庄剛志さんの日本ハム時代の後輩、森本稀哲さんは新庄さんを師匠と慕っていて、新庄さんも森本さんをを弟子のように思っているそうです。
新庄さんが日本ハムに来た頃、森本さんは伸び悩んでいました。そこに同じポジションのスター選手が来たものですから心中穏やかではありません。
「なんで新庄 来るんだよ」
新庄さんは打撃や守備を毎日根気強く教えてくれたそうです。森本さんは初めて自分のためを思って言ってくれていると感じ慕いだしました。
新庄さんは引退を決意して、ある試合前に監督室へ出向き、自分の代わりに森本を先発で使ってほしいと進言します。すると監督は
「森本が打てる気がするのか?」
と聞いたそうですが新庄さんは「絶対に打つ!」と答え森本さんを先発させる確約を得た上で、森本さんには
「今日の試合はお前の人生でムチャクチャ大事だから、死ぬ気で打席に立て!このチャンスを逃したら二軍に落ちてクビ」
とはっぱをかけました。自分がやったことは語らずに。
「ここしかない」
覚悟を決めた森本さんはその試合で3安打を放つ活躍を見せ、やがてレギュラーの座を掴みました。
新庄さんが引退後、ふたりでテレビ出演した時お互いに初めて明かしていました。
新庄さんはこの時の森本さんのことを
「そういった状況で打てることが凄い」
と賞賛していました。
新庄さんはシーズン限りでの引退を発表した後に「背番号1を森本に受け継いでもらいたい」と発言し、その通り受け継がれたそうです。
受け継いだのは背番号だけではありませんでした。
自分だけじゃなくまわりも輝かせること。
そんな新庄さんのあり方を、森本さんも引き継いでいるそうです。
新庄さんは日本ハムにはいったとき「これからはパ・リーグです」と言いました。観客動員数を増やすことと、日本一になることを宣言してどちらもかなえたのです。
最初から自分だけのことを見ていませんでした。
これが恋愛になって1:1になっても同じです。
大好きな人が自分が思うほど自分のことを好きじゃないのでは?なんて思ってしまうとき、相手をさらに輝かせることをしてみましょう。
特別なことをしなくても、ただ応援するだけでもいいんです。
そうしたらなおさらスターとファンみたいに距離が広がりそうと思うかもしれませんがこれがそうじゃないんです。
相手の輝きの中に入ってその輪を大きくしてしまう。相手にとって自分がうまくいっている輪の中にあなたがいるのです。うまくいってるのはあなたのおかげと思ってしまいます。
そうして輪に入れてもらったら応援しつつも、あなたもあなたらしい輝きを身につけましょう。
新庄さんが、自分が輝き、周りも輝かせていたように。
今度は相手が、あなたを輝かせてくれるでしょう。
自分を輝かせてくれた人を
人は忘れられないのです。
今日の日めくりメッセージはこちらです
読んでくれてありがとう、またね