あゆみです
お誕生日おめでとう
「今日も雪。でも心はぽかぽかだよ」
「オレを産んで良かったと思って欲しい…」
1月18日に生まれた北野武さんは、お母さんの通夜の席で泣き崩れました。
大学の時、生まれて初めて母に反発して家を出た。母の重圧を逃れすごい解放感だった。大学もいかずバイト三昧。だけどすぐにお金が底をつき家賃を半年ためた。
ある日大家さんに呼ばれた。あやまってバイトで払いますといったたけしさん。
ところがお母さんがたけしさんの住む場所と大家さんを探し当て、半年間お金を払い続けていたことが分かったそうです。
「すべては 、 愛の中で起こっていること」 という話を思い出します。
親孝行らしい親孝行はしなかった、売れることが親孝行だと思っていたたけしさんは、母が「お前稼いでるんだろ」とお金をせびりに来るたびに素直に渡していたといいます。
お母さんがが亡くなったとき通帳を渡されました。
そこには息子にもらったお金がそっくりそのまま、さらに自分の年金から足して貯めたお金が残っていたそうです。
確かに芸能の仕事は、波があるから、ためておいて困った時に渡してやろうという親心もあったかもしれませんが、そこには応援している芸能人の写真や取材記事をスクラップブックにはっていくような・・・
「私はお前のことをね、誰よりもみとめていたんだよ」
というような温かい気持ちを感じます。
こういうお母さんの温かい気持ちは、たけしさんにも受け継がれています。こんな話がありました。
たけしさんが、偶然見たドキュメンタリー番組で若い頃によく通っていた浅草の居酒屋が登場したそうです。
この店では多数の芸人がサインを壁に直接書いていますが、たけしさんのサインはありません。
お店の主人が他の芸人が壁をサインで埋め尽くしてしまわないように店の壁の真ん中の箇所に額を掛け て、たけしさんのサインのためのスペースを空けて待っているというのです。
番組の終了直後、たけしさんは弟子を連れてこの居酒屋を訪ねて店の壁にサインをしたそうです。
後日、このエピソードを知った番組制作スタッフが浅草に出向いて居酒屋を改めて取材し、同番組のアンコール放送で後日談として本編終了後に付け加える形で放送されました。
誰かのことを思って、やっていることって伝わるようにできているんだなと思います。ほんとうにふしぎですが、こういうことってあります。
あなたの大好きな人は、あなたのやさしさに気づいてくれてないと思うときがあるかもしれません。
だけどね。
あなたが愛を目一杯注いでいるその人は外ですごく愛されていたりするのです。
自分に返ってこないと割が合わないと思いますか?
だいじょうぶです。
これ以上ないカタチで
愛は伝わるようにできてますから!
今日の日めくりメッセージはこちらです
読んでくれてありがとう、またね