★ありえない書店営業の実態【ベストセラーの裏側】 | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

あゆみですドキドキ


ベストセラーの裏側 その第6回です。

 

わたしの出した本の中に、2年かけて10万部になった本があります。

 


1秒で彼を夢中にさせる本/藤沢 あゆみ

 

その裏には手描きpopの威力があるのでは? と言っていただいています。きっかけは、数年前のある経験でした。

ありえない書店営業 の中でもあざとい、ご近所リリースの実態です。

 

 

349回目のモテゾーは

 

ありえない書店営業の実態【ベストセラーの裏側】


わたしがいま、popを作っている出版社さんでは、依頼に応じてpopを作っています。それを営業さんが本屋さんにもっていってくださいます。

 

少し前のことで、そして営業オッケーという出版社さんだったのでノルマを決めて書店周りをしていました。

 

1日1リリース!今しかないから、やれる!

 

 

その中でもあざとかったご近所リリースのお話です。当時のレポートいってみましょう!

癒し系の女子書店員さんにレジが空いたのを見計らって声をかけます。

「こんばんわ♪わたし、こちらで置いていただいておりますモテ本!、やれる!の著者の、藤沢あゆみともうします」

実は、リリース資料も作りました!それを見せると、すぐに店長さんを呼んでくださいました。

「いつも、モテ本!をよい場所で展開していただいてありがとうございます!」

といったそのときでした!店長さんはこういわれたのです。


「ええ、まだ動きがいいので」


なんていい響きなのでしょう!

 

「ええ、まだ動きがいいので」



もっとイッて~~~~ん♪ハァハァ!エクスタシーーーーー!

「実はわたしこの近所に住んでいるんです♪著者ポップとか書かせて頂いてよろしいでしょうか?こんな感じなんですけど」

といってサンプルを見せる!

「え?書いていただけるのならもちろん」
「では、邪魔にならないところで書きますね☆どちらの本も年末年始、モチベーションが上がる時期、隣同士で一緒に展開していただけると嬉しいのですが、よろしいでしょうか?」

「わかりました!いいですよ☆」

今日は、脚立の上で書かせていただきました!


200512252314000.jpg

昨日のウ○コすわり に比べると、かなりいい環境です。それに、このリリースに備えて今日は各種ペンを取り揃えて出向きましたし!


↓できました!


200512252315000.jpg

もちろん

「草加市在住」

とか書きましたとも!注※埼玉県草加市に住んでいました

うちで書いて持ってイくのもいいんですが売り場にイッてみないと雰囲気とかわかりませんよね。うんと主張していいのか少し上品にまとめた方がいいのか

 

それに、まだ効果のほどがわかるほど実践していないのでなんともいえませんが


その場で、書く


と言うことで明らかに書店員さんの反応が違う気がします。

「これからヤりますよ!」

と言うと待ってしまうのが人です。(はい、ここモテテクですよ~☆)

もちろん、それが明らかに余りにも押し売りだとダメだしムリから売り込み、と思うとハァ・・・になりますが
「ありがとうございます!を言う」これをメインにすればイイ!

だって何十万冊とかある中で平積みにしていただくって大変なことだと思うのです。そのことに対して「ありがたいな~」と言う気持ちで話しかけます。

ただ向こうはお仕事中ですから、そういうことを考えるだけです。後は


「モテて、やれる!」キャンペーン


にノッていただけるかの確認を取るだけです☆
いぁ、単独でもいいのですが同じ著者のポップばかり並べるのも変ですからひとつのポップで一網打尽!にしたいところです。

それに3冊並ぶとかなり相姦だし・・・☆


3

売れるかは実力次第ですが「なんだろう?」とは思いますよね。
そして・・・お礼をイッて、立ち去るとき・・・

もう、やれる!とモテ本!を並べて平積みして下さっていました!うるる~ん♪心の中に、「さくらんぼ」のメロディーが流れましたです。

♪隣どうしあなたとあたしさくらんぼ~♪

 

・・・失礼しました。って今もあまりノリが変わってない気はしますが・・・

そして実は・・・このご近所リリースの経験が、数年後思わぬ形で生かされることになります。

 

一度に250枚ものpopを作ることになり、2500件の反響が・・・そのリリースによって大増刷!

これこそが、ベストセラーへの大きな一歩でした。

 

(つづく)

 

・・・ではなく、極秘情報につき、明日にでもアメンバー記事でお届けします。アメンバー登録をしてお待ちくださいね。

 

 

【関連記事】

 

★レバレッジどぶ板営業術【ベストセラーの裏側】

★100冊を完売させた理由【ベストセラーの裏側】

★生涯忘れない日【ベストセラーの裏側】

★300冊平積み?でも・・・【ベストセラーの裏側】

★【ベストセラーの裏側】本気になる、ということ

 

読んでくれてありがとう、またねドキドキ

 

ペタしてね