お食い初め(37回目の月命日) | 重症新生児仮死で生まれたこまさの記録

重症新生児仮死で生まれたこまさの記録

2017年3月28日、新生児重症仮死で生まれたこまさ。
自発呼吸がなく、生まれてからずっと眠り続けていました。

2018年11月22日、こまさはお空に旅立ちました。
そんなこまさの入院の記録、成長の記録や回想、日々のこと。そして2019年11月からゆるっと妊活を始めました。

先日こまさの弟くんの100日祝い、お食い初めを行いましたスプーンフォーク


私の親(父親はこまさの弟が生まれたことは知らせていないので母親のみ)と自宅で。夫の親とお店で、計2回行いました。

2倍の出費だけど、仕方ない。一生に一度のことだから、どっちの親も参加したいでしょうし、両方いっぺんに呼ぶのはお互いの親にとって気を遣うでしょうから。


自宅でのお食い初めは料理が苦手な私がお食い初め膳を用意できるはずもなく、、、

ネットで購入させていただきました。便利。。



夫の母は出身が北海道で、北海道はお赤飯の小豆が甘納豆なんですって。へーびっくり

こちらは赤飯のお豆を小豆と甘納豆と選択できるようになっていたので甘納豆のお赤飯にしてみました。

初めて食べる甘納豆のお赤飯、おはぎみたいで、甘党の私はこっちのほうが好きかもーラブ


生後3ヶ月のお子さんがいて、お食い初めの料理手作りされる方、凄すぎる。本当に尊敬します。


食べ物に困りませんようにー

大きくなりますようにー

歯が生えてきますようにー


ひととおり手順に従い執り行いました。




こまさの生後100日は、NICUがある病院を退院して地元の病院に転院して間もなくのことでした。


地元の病院の新生児室にいたこまさ。

コロナ禍ではなかったものの新生児室には両親のみしか入室が許されておらず、また、服やタオルの持ち込みも禁じられていました。


なので、祖父母を呼ぶこともできなかったし、お食い初め用に購入してあった袴ロンパースを着させることも出来ませんでした。


看護師さんに相談し、布は持ち込み不可だけど紙であれば持ち込んで良いということだったので、画用紙で作ったクラウンと画用紙に書いたお食い初め膳で100日祝いを行いました。


100日も新生児室にいる赤ちゃんは他にいないし、明らかに新生児でない、呼吸器がついたこまさは他の赤ちゃんの両親から奇異の目で見られることが多かったので、こっそりと、声を出さずに100日祝いをしました。 


このときに用意していた着ることのなかった60サイズの袴ロンパースをこまさの弟くんに着させようと思っていたのですが、こまさの弟くん、なかなか成長がよろしくて、60サイズではサイズオーバーしてしまい着られず!

袴ロンパースを新たに買うことになりました。


こまさがハーフバースデーやお正月に着た袴ロンパースはこまさの棺に入れてしまったけど、どうせ買うなら同じものがいいなーと思い、ネットの購入履歴から再注文をしました。

70サイズの袴ロンパース。


弟くんにはピッタリでした。

こまさは半年でピッタリだったのになー。

写真はお店でのお食い初め。

お店のクリスマスの布のタペストリーに勝手に画用紙で作った祝百日やら鯛やらを貼らせてもらって写真を撮りました。

お店に遺影を持っていくのは嫌がられるかなーとも思ったけど、個室だからお店の人には見られないだろうし、家族は4人だし!と強行しました。


4人一緒に写っている写真、うれしいなぁ照れ


こうして無事に100日を迎えられてお祝いができること、当たり前じゃないって知っているので喜びもひとしおです。


弟くんありがとう

こまさも見守ってくれてありがとう。


今日はこまさの37回目の月命日です。

二人とも本当に大好きだよーラブラブ