和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
本日は【筑波山の歌】について話しますね
筑波の話が続きますが
空には筑波白い雲 野にはみどりをうつす水
この美しい大地にうまれ
明るく生きるよろこびが あすの希望をまねくのだ
いばらきいばらき われらの茨城と
歌いながら筑波山へ
一緒に行った友人に
よく覚えてるね~と笑われました
茨城県民の歌です
本当に小学生のころ習ったことが(;^_^A
そう歌と言えば
昔は、富士山と並び称される東国の名山で
万葉集に筑波山を詠んだ長歌や短歌が沢山あるようですよ~
私の、好きな百人一首は陽成院が詠んだ歌で
「筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」
恋する気持ちが溢れるほどわかります
この和歌しかわかりませんが…
「筑波嶺に 雪かも降らる 否(イナ)をかも
愛しき児(コ)ろが 布(ニノ)乾さるかも」
筑波山に雪が降っただろうか、それとも愛しいあの児(巫女)が
洗った布を乾かしているのだろうか。という歌で
この「降ら」という言葉は
「降れ」の東国方言だそうです。
つまり茨城弁なんですって~
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会