和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
先日
「四六時中、悩んでいたけど
今はまぁいいか~って気分よ」と言ったら…
「四六時中って何ですか」と
またまた死語ですか私…と思ったけど
当たり前の日本語が通じない
「四六時中」は
「いつでもずっと」という意味ですよ~
「四六時中好きな人を考えちゃう」のように
使うのですよ。と言ったら
なるほど…と(;^_^A
「四六時中」は
一日中あるいはいつでもずっとという意味の言葉です。
なぜ「四六時中」が、24時間や
一日中をあらわしているかというと
「四六」は掛け算の
「4×6=24」であることから24時間
一日中ということですね
実は、元は
一日中という意味で使われていた言葉は
「四六時中」ではなく
「二六時中(にろくじちゅう)」でした。
しかし、1873年に西洋から太陽暦
及び24時間制が導入されたことをきっかけに
現在の「四六時中」が
使われるようになったといわれています
では「二六時中」とは
掛け算の「2×6=12」
なぜ12という数が一日をあらわしていたかというと
江戸時代までは一日を12刻としていたためです。
1刻は約2時間です
また12刻は十二支を使って表現されていました。
「子の刻」や「丑の刻」というように…
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会