和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
お腹が痛いときに手で腹部をなでる
不安や緊張を感じるときに
手で頬に触れて
気持ちを落ち着かせるなど…
このように何気なく体のどこかに手を当てて
自分自身を癒やしている
また、信頼関係を築いている人に
手で触れたり
その人からやさしく触れられたりすることで
リラックスしたりしますね
ケガや病気などの処置をする医療行為を
「手当て」といいます
言葉の由来は諸説ありますが
私たちが普段から自然に行っている
「手を当てる」ことによって
得られる癒し効果が原点という説もあります
なぜ手で肌や体に触れると痛みが和らいだり
心が穏やかになったりするのかは
これにも様々な理由がありますが
その一つとして
「絆ホルモン」「幸せホルモン」と呼ばれる
オキシトシンが出るからだとも言われています
触れるしぐさはリラックスするのですね
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会