和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
本日は【居酒屋の誕生】について話しますね
ようやく声が出るようになってきました(;^_^A
体調が悪いのは辛いですね。
でも、お酒の話なら元気になりますよ~
先日飲んでいたとき
「なんで居酒屋と言うの」と…
「酒屋に居たまま飲む」というところから
居酒屋が誕生したようですが…
元々、お酒屋さんは
お酒の量り売りでしたので
本来持ち帰って家で飲むものでした。
でも、江戸時代には
仕事終わりに酒屋に寄って
買ったばかりのお酒をその場で一杯飲んでしまう。
そのうち、一杯では足りなくって
「もう一杯」と頼むようになったようで
そこで店主も考えた
「あれこれは…つまみを出せば
お酒がもっと売れるんじゃないか」と…
お客様の要望に
店主の商人魂が入り
酒屋でのおつまみが自然発生的にはじまったとか…
長屋に一人暮らしの江戸の独身男性は
家に帰ったところで
一人寂しく寝るだけなのだから
このような場で
コミュニケーションをとっていたわけです。
酒屋は
働く男たちのちょっとした
社交場だったのですね
そうして
「酒屋に居たまま飲む」という
居酒屋が誕生したのです
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会