和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
今の日本語が気になりませんか
先日「やばい」という日本語で
すべて片付いてしまうね。と研修で話をしたら
「先生、やばい!と言う言葉も
言い方があるのです」と言い
喜びの「やばい」と
状況が悪い「やばい」の
実践をしてくれました
「言葉の乱れは生活の乱れ」と言われ
育った私ですが
あまりにも可愛い言い方だったので
「言葉の変化は、生活の変化」かしらと感じ
日本語の変化には
何があるのかと考えさせられました。
実は、この「やばい」と言う言葉は
江戸時代から使われているのです
「やばい」の語源や由来は諸説ありますが…
一つは
牢屋の看守が「厄場(やば)」と呼ばれていて
泥棒などが捕まりそうになる隠語として
「やばい」と表現したという説です。
また
昔は射的場のことを「矢場」といい
江戸時代の矢場は
悪事の巣窟ともなっていたそうで
そのため矢場にいるとは
悪事に関与しているのではないかと思われ
役人に目を付けられる
危険もあったことから「やばい」と
言われるようになった説などがあるのですよ~
どちらにしても
「やばい」はいい意味ではありませんね
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会