和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
立食パーティーでは立っていますので
いかに素敵に立っていられるかがポイントです
服装がどんなに綺麗でも
立ち姿が美しくなければ台無しですね。
背筋をピンと伸ばし
お腹に力を入れて
姿勢をキープするようにします。
足を意識したモデル立ちで
美しく立ちましょう
決して仁王立ちにならないように(笑)
テーブルはありませんから
お皿に取ったお料理と自分のグラスは
当たり前ですが自分で持ちます
さらに、食べるために使う
フォークも持たなくてはならないのです
お皿が右手で、グラスが左手で
フォークを握り締めていては
折角のドレスアップもスマートではありません
できることなら
フォーク、グラス、お皿
全てを左手で持つようにします
お皿は指で挟むようにして
グラスは底の部分を包むように持ちます。
フォークは
親指とお皿の間に挟み込んで持ちます。
最初はちょっと難しいのですが
ちょっと練習すれば出来るようになります。
でも無理なら無理せず、両手で持ってもOKです
グラスの持ち方
グラスは、親指、人差し指
中指、薬指の四本で持ちます。
小指は立てません(笑)
テーブルに置く際には
小指をクッション代わりに添えると
音を立てずに置くことができます
ワインやシャンパンのステム型グラスの場合は
ステムの部分を持ちますが
お水やソフトドリンクなどなら
ステムの部分を持たず
ボウルの部分を持ってもOKです
美しい乾杯は
グラスの位置は目の高さ
優雅なアイコンタクト
そして女性はグラスを持つ手を
クロスして斜めの角度で
視線も少し下げると
より美しいしぐさになります
グラスを持って歩くときは
グラスを胸の前で持ち、脇をしめます
グラスが水滴で濡れていたり
冷たかったりするならば
紙ナプキンを巻いても良いでしょう。
その場合は
グラスの下半分にだけぴったりと
貼り付けるように巻くようにします。
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会