本日は【家紋】について話しますね
家の家紋わかりますか
和文化を伝える中で
笑っていいのか困ることがあります。
研修などの余談で
「家の家紋はなんですか」と聞いても
「かもん?」「家の門ですか?」と…
水戸黄門の印籠の話をすれば
なんとなくわかるようですが・・・
「頭が高いこの紋所が目に入らぬか」と
言い印籠を出すと
悪者が「はは~」とひれ伏すでしょう。
その印籠に書いてある「葵のご紋」が「家紋」で
みんなそれぞれ家には紋があるのよ。と
また、家紋じゃなくて
「ロゴマークですね」と言われたことも(;^_^A
一般社団法人大和撫子和乃会にも「紋」があるのです
会社を、私とあと二人で立ち上げたので
大きい撫子と小さい二つの撫子紋です。
安達家の紋は「丸に三つ柏」です。
私がお嫁入りしたころは
実家で留袖や喪服を作り
持たせるという風習がありました👘
それなので、実家の紋で着物を作りましたが
地域や時代によって変わるようです。
家紋は
平安時代に、公家が家具や身の回りの品々に
美しい紋様を付けたのが始まりで
貴族たちの間で流行し家紋として定着したようです
その後、鎌倉時代になると
武士の間では戦場で
敵、味方を見分けるための目印の意味も含めて
広く使われるようになりました。
江戸時代には
「家の印」としての意味合いとして使われるようになり
幕末から明治時代になると
一般の人たちの間でもはやり始め
家具や調度品
着物などにも付けるようになりました。
特に、着物には
「紋」が入っているのといないのでは格が違います。
入れる数でも変わるのです👘
昔から大切にされてきた
家の紋を大切にしていきたいですね
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会