セラピストのためのスキルアップ講師
世界の指圧師KENです!
今回はですね、
指だけで施術をするのは無理ですよ。っていうテーマでお話しをします。
最後まで読んでもらえると、セラピストとしての価値観が変わり、心が楽になることでしょう。
ではどうぞ。
…
私は長年、施術で悩めるセラピストの声をたくさん聞いてきました。
その中で圧倒的に多いお悩みが
硬い背中を指圧するのに
【指が痛い】ということ。
ガチガチに凝り固まっていて、しかも感覚が麻痺しているようなハードなお客様がいるのですが、
そんな人はもれなく「強もみ希望」のセラピスト泣かせの客でもあります。
で、そんな人の施術をする時に
親指だけで指圧をするのは、“拷問”を受けていると言っても過言ではありません。
いや、むしろ拷問と言えます。
ガチガチで皮膚感覚が麻痺しているような背中ゴリの人には、まずは『肘を使う』ことです。
肘の広い面を使って筋肉を大きく捉えて、まずは筋肉全体のコリをほぐしていくのです。
そしてある程度コリがほぐれてくると、皮膚感覚も戻ってきます。
鎧のように硬い表層の筋肉がほぐれることにより、深部の筋肉にも手が入るようになります。
そうしてやっと、親指を使っての細やかな施術ができるようにります。
『肘を効果的に使う』ことが、セラピストの指と心と体を救うことになるのです。
肘のスキルは決して危険な⚠️ものではありません。
危険なのは、
正しい肘の使い方を知らない人が、見よう見まねで勝手にやるのが危険なのです。
多くのサロンでは未だに【肘を使うのを禁止🈲】しているところもあるようです。
あなたのサロンはどうですか?
あと、私と同じようにセラピスト講師をしている人の中には、
「肘の施術否定論者」とでも言いましょうか、
『肘を使う必要はないよ」的な発信をしている人もいます。
でも私に言わせれば、そういう人は、つまらない考え方だな。と思います。
指でやるのが良くて、肘でやるのは悪である。という二元論的な考え方は、KENは好きではありません。
二元論は戦争の種にもなる、つまらない考え方です。
物事は善か悪だけで分けることはできません。
私たちが正解でそれ以外は間違いだなんてことはないのです。
どれだけ良い事にも悪い部分はあるし、一見悪い事にも良い面はあるのです。
「指も使えて、肘も使える!」の方が施術の可能性は二倍になります。
どっちも上手く使えた方が良いよね!ってのがKENの考え方です。
基本的に背中の施術は、どんな人であろうが肘と指を使ったハイブリットな施術が出来ると良いですね。
だって、その方がお客様にも、セラピストにも優しくて効果的なのですから。
というわけで!
KENは、セラピストにとって、肘のスキルは必須のスキルだと断言できます。
もしあなたが指の痛みで悩まれているのであれば、
一度KEN『肘を効果的に使ったマッサージ方法』の動画があるので観てください。
と、その前に
なぜ肘が良いのか?ってところを熱く話した動画がありますので、一度ご覧いただければとおもいます。
肘をのスキルに対する価値観がガラッと変わることつけあいですよ。
↓↓↓
肘否定論者の治療家へ『なぜKENは【肘のマッサージ】を推すのか?
https://youtu.be/Bzw4erxpKDQ?si=juvo2jS6ABg0oE_5
ではまた!
KEN