川崎大師線におけるラーメン食べ歩きツアーの合間に、
川崎大師線におけるラーメン食べ歩きツアーの合間に、
「poro珈琲 and Bar KAHVILA PORO」
さーーん!!
北欧で住んでいた店主が、脱サラして始めたcafeなんである。
なんとも、ゆったりとした・・・・
あの 「かもめ食堂」
を連想させる店内。
このブルーの腰板でその店主の言い分もうなずけるのだった。
また、店内の大きめなスクリーンには、
店主が住んでいた時代に撮ったという写真がスライドとして流されているが、
いろんなシーンの北欧の一風景を垣間見れ、
それまた天王町にいながら北欧を感じさせる一つのニクイ演出である。
内外装はもちろんのこと、食器やそこここに飾られている小物たちも、
いちいち おされ~ であり、
こんな素敵な窓際のライトや色ガラスの選出から、
イッタラのガラス製品は、当たり前のように存在するし、
トイレの中だって、こんなんである。
と、今回は、
食事は別で済ませてしまったから、残念ながら食事系は頼まなかったが、
店主との会話でこれだ、というものをチョイス。
そして、
程なくして・・・・・
poroブレンド珈琲(すっきり) レギュラーカップ
苦みと酸味がバランス良く合わさった、
ライト気味の飲みやすめな一杯である。
こちらは、この店のオリジナルのものだそう。
このミルクの入れ物の絵柄もかわいらしいのに、ほっこり。
それから・・・・
フィンランドでは、
体を温めるために珈琲にお酒を入れたりするんだそうな。
だったら、こちらは頼まねば 未食?!
ということで頼んだのは・・・・・
酔っ払いのフィンランドコーヒー(ウォッカ入り)
ウォッカについては、かほりはあまりないものなのだが、
かわりに珈琲と相まると、
何とも言えない、ほのかな甘さを感じさせるのだ。
それが、喉の奥でふわっとあたたかさをかんじさせ、
やっとこさ、「あ、アルコールだ」
と、理解できるのである。
なんか、優しい珈琲だ!!
・・・・・・
と、おもったら大間違い。
なんせ、ブレンドされているのはあの 「うぉっか」 なんである。
そう、急に飲んだらさぁ、大変!!
案外キクので、御用心。
確かに、あったまる。
ってか、フラッとするぐらいに(笑)
店主は、
「北欧の珈琲や食べ物はおいていない。」
といおっしゃっているが、
こういったアルコール入り珈琲とか、
こんな風にサーモン系の料理も豊富にあるのを見ると、
そんなもこともないんじゃないかって思ってしまう。
こちらは、
フィンランドスモークサーモンのオープンサンドイッチ
サーモンのカルパッチョ的なものが乗っていて、
程良い酸味がサーモンのあんなさを引き立てているのだ。
う、うまぁ!!!
こりゃ、他のサンド系や、パスタも食べにこにゃならんな。
と、こちらのイチゴのケーキは、というと、
生地自体が、素朴なスポンジで、
どちらかというと、ホットケーキの生地に近い感じが、
また ほっこり である。
イチゴの甘ずっぱさと、その優しいスポンジで、
口の中にかすかに残る珈琲の苦みを旨く包み込んでくれ、バランスが抜群である。
自家製ケーキ(ショーケースをご覧ください) ¥400
*北欧風ストロベリーパイ(バニラアイス添え)
あと、チーズケーキもありました。
ここの店主は、こちらとの距離をうまく保ちながら、
私たちのスライドや注文したものについて話していると、
自然に会話に入ってきて、いろんなことを教えてくれる。
この間の取り方や、コミュニケーションが心地よく、
楽しいひと時に花を添えてくれるのであった。
ブログが面白そうなので、
一度、ゆったりと見てみようと思う。
こんな素晴らしい、居心地の良いカフェが、
相鉄線のローカルな駅近くの路地裏にひっそりと存在していたなんて、
なんてレアで、かつ、贅沢なことであろうか。
きっと、通うだろうな、ここは。
そのぐらい、気に入ってしまった一軒となった。