フローラ ®:クリスマス島(今Kiritimatiキリバスの島) | Space

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Opened in harvest moon (full moon) of the Mid-Autumn
Since 2013.9.19

カプセルハウス
フローラ ®
FLORA ®
(1972年(昭和47年頃)~)
FLORAは
ラテン語の花びらを意味する。
昭和50(1975)年頃英国領土クリスマス島に
日本宇宙開発事業団:NASDA
(現: 宇宙航空研究開発機構 :JAXA)
の人工衛星追跡アンテナ基地を
建設するための
上陸直後のスタッフの宿泊施設に
一週間程で完成するFRP製
カプセルハウスフローラ ®
が日本電気によって、
船のチャーター便で持ち込まれた。
発電機部門は東芝が施工した。
クリスマス島は、
ハワイ島の南側赤道直下に位置する。
飛行機は定期便はなく、一週間に一度

チャーター便がハワイ島から運行されている。


🚀こうして1976年(昭和51年)にクリスマス島の海岸の北端にNASDA(日本宇宙開発事業団)がロケット・人工衛星追跡局「現在の日本のJAXA衛星追跡ステーション」を設立しました。


フローラ ® は、
※1.東京芝浦工業大学の元学長
沖種先生の設計。
製造・販売は、※2.利昌工業。
総発売元は日綿実業:化学品部(現:ニチメン→   双日:      双日グループは、ニチメン株式会社と日商岩井株式会社の両社が、2003年4月に持ち株会社を設立し、翌2004年4月に合併して誕生しました 。)

フローラ ® は、FRP製でアルミより軽く鉄より強い。
昭和47年日本で初めて建設大臣の38条の
個別認定を受けた。
形はshell構造で、卵のからの様に、
薄くて丈夫。
風や雪に強く錆びにくい
特徴を持ち、風速90m/s、
積雪4mに耐えられる。
しかし、昭和49年後半の
オイルショック以後、
別荘ブームは下火に成り、
別荘(三重県志摩磯部、北海道ニセコ等)や
スキー場(長野県白馬等)、
ゴルフ場(兵庫県花屋敷等)
フローラ ® も製造されなくなった。
↑フローラ ® :ジョイントタイプ
(武庫川展示場1973年(昭和48頃)

















クリスマス島。
クリスマス島:http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/DEM/efs/sat/kiritimati.html



世界でも最大級の環礁で出来た島で、ハワイから約2,000km、赤道直下、太平洋のまんまん中に位置します。また、日付変更線の関係でキリバス共和国は世界で一番早く夜明けを迎える国です。その中でも東端に位置するクリスマス島は更に一番早い夜明けを迎える島なのです。

クリスマス島は、中部太平洋、ポリネシアのライン諸島に位置する。
クリスマス島はキャプテンクックが1777年12月24日(クリスマス・イヴ)に発見されたことにちなみ名づけられた。「キリティマティ」は「クリスマス」のキリバス語。
陸地面積363 km2、環礁の面積606 km2は、キリバス最大で、サンゴ礁だけでできた島としては、世界最大級である。
サンゴが侵食されたくぼ地に海水が入り込んだ、数百の塩湖がある。
かつては、イギリスとアメリカの核実験場だった。
JAXA(宇宙航空研究開発機構・日本)の地上局(ロケットのデータを受信する設備)がある。
なお、インド洋にも同名の「オーストラリア領クリスマス島」があるので注意。
島の中央部に、無数の塩湖が見える。
南東部のイーオン飛行場では、 NASDA(現JAXA)の高速飛翔実証(日本版シャトル小型実験機の飛行実験)が行われた。
1995‐03‐10、スペース・シャトル〈エンデヴァー〉より撮影。
(衛星写真及一部記事はネットから)
 
↓2019年1月25日(金)最終更新
クリスマス島(今Kiritimati)
+ 1°45 '56.63 "、 - 157°12' 2.55" 


キリスィマスィ島
キリバスの島
キリスィマスィ島 、またはクリスマス島 は、キリバス共和国の島である。面積は388km²で、珊瑚礁の島としては最大級。名前の由来はイギリスのジェームズ・クックが1777年のクリスマスにこの島に到達したことによる。この地域は地球上で最も早く新しい1日が始まる時間帯「UTC+14」を採用している。 ウィキペディア
人口: 5115 (2005年)
所属諸島: ライン諸島



日本のJAXA衛星追跡ステーションがあります 。

日本が打ち上げたロケットの追跡を行う、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))のダウンレンジ局(クリスマス移動追跡所)が設置されており、1976年より運用されている。[大島襄二]

※1.沖種郎は、1925年生。1951年東京大学工学部建築学科卒業後、大学院修士課程に進学。丹下健三計画研究室に所属し学ぶかたわら、広島平和記念会館本館等を担当する。
1954年修士課程修了後、丹下健三のもとで清水市庁舎、香川県庁舎等を担当した。
1959年には芝浦工業大学に転出、後に教授、学長もつとめた。1961年、大谷幸夫らと設計連合社を設立。1963年に国立国際会館設計競技に1等入選。
↑Webから
https://tenkyo.exblog.jp/15920410/
※2.
④カプセルハウス
 1972年、商社の日綿実業(当時)さんが、芝浦工業大学の教授(後に学長)であった建築設計家の沖種郎氏がデザインしたカプセルハウスをつくりませんかという話をもってこられました。
 当社がガラス繊維とポリエステル樹脂を原料とする強化プラスチックでタンクなどをつくっているのをご存知だったのでしょう。
 それは、小さいながらもオールプラスチック製の家だったのです。強化プラスチックで作る大型のタンク、漁船やボートはありましたが、家をつくるとういうのは、それまでには無い発想でした。
 絶縁材料とか工業材料を作っている当社としては、得意分野とはいえませんが、夢のある話なので挑戦することにしました。
 沖先生が名付けられた「フローラ」(イタリア語で花)は、ガラス繊維で強化されたポリエステル樹脂を貝殻のように成形した4枚のパーツ(シェル)からなり、これを組み合わせるもので、ちょうど雪国のかまくらを大きくしたようなイメージでした。
 わが国の建築基準法で認められている建物の構造材料は、木材、鉄骨、鉄筋コンクリート、この三つだけです。この三つの材料のいずれかで、柱と梁を構成して強度をもたせるというものでしたから、これ以外の方法では建築確認を申請しても許可はおりません。
 フローラは、天井と壁を兼ねた4枚のシェルをボルトで繋いでドーム型にするもので、柱も梁もありません。4枚のシェルで強度をもたせる耐力壁構造で、しかも材質はプラスチックなのです。
 こういう特殊建物は、建築基準法38条にもとづく特別審査を経たうえで、建築大臣の認定を受ける必要があります。
 厚さが5ミリメートルの薄い強化プラスチックですが3次曲面を持つこの形は、まさに貝殻や卵の殼のように、薄くても強いのです。先生はデザインがご専門ですので、構造計算や強度面は、青木繁研究室(代表 青木繁法政大学教授)の協力を得ました。
 そして、昭和48年(1973年)に、わが国で初めてプラスチックの家で大臣認定をとりました。
 沖縄での建設を想定して風速は90メートル、雪国でのスキーロッジを想定して積雪4メートルまで許可を得ました。
  建築面積が10㎡程度のフローラですが、4つのベッドと小さなキッチン、シャワールームを備えておりました。
 台風、地震、雪に強く、何より錆びたり、腐ったりすることがないので、メンテナンスフリーのカプセルハウスです。
  用途は、別荘が中心でしたが、デザインのユニークさから、これで喫茶店やスナックをされる方もありました。
 カプセルをつないで、ジョイントフローラも開発しました。500棟ほど売りましたが、消防法の関係もあり、それ以上は難しいと判断して、生産を中止しています。
 しかしハードルが高かった、数人の有識者で構成する特別審査をクリアし、そして建設大臣認定にいたるまでの過程を乗り越えた当社の技術陣の力は、今も温存されており、われわれは何時でもプラスチックで家がつくれるという自負心はあります。

↑Webから
http://www.risho.co.jp/goroku/ceo_analects/tg114.html




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