平成27年に薬剤師国家試験は記念すべき100回目を迎えました。
連休を利用して、第100回薬剤師国家試験の「必修問題」に挑戦してみましたので記録を残します。
薬剤師国家試験はジャンルごとにまとめると「物理」「化学」「生物」「衛生」「薬理」「薬剤」「病態」「法規」「実務」からなりますが、必修問題はそれらを網羅した基礎的な問題ということになります。
それでは結果を書いていきます。
【物理・化学・生物】
結果:6/15
一見、高校の知識+αで解けそうなものが多いです。
歴史上はじめて合成された有機化合物が尿素であることは有名です。
ところが、高校時代の知識自体を忘れていっているためこの結果となりました…
【衛生】
結果:3/10
公衆衛生的な知識が問われます。見たことがない法律が多く苦戦しました…
発がんプロモーターはオカダ酸というものらしいです。
【薬理】
結果:5/15
薬学の真骨頂ともいえる分野です。薬学部生はこの分野において他学部の追随を許しません。
薬理学は授業で勉強したにも関わらず全然できませんでした…
○○受容体というのがどうも苦手です。よく復習する必要を感じました。
【薬剤】
結果:5/15
薬物動態学に関する問題です。薬物動態学は歴史的には薬理学よりかなり遅れて研究が進みました。薬理と双璧をなす分野です。
「1コンパートメントモデル」というのは人体を一つの大きな容器と仮定し、薬物濃度が体内で野のように変化するかを考えるためのモデルで、授業で習いました。たしかここから半減期を導き出すことが出来るはずです。
「粉体」「ニュートン流体」などの耳慣れない表現に苦戦しました。
【病態・薬物治療】
結果:10/15
臨床医学に関する問題です。病気の仕組みやそれに対してどのような薬物を投与するかということを考えます。ここで意地を見せました。ところがそもそも臨床医学の知識が不十分であり、この結果となりました。
【法規・制度・倫理】
結果:5/10
公衆衛生の分野です。法律の知識を問われます。
他の薬物との相互作用が原因となった薬害事象を引き起こしたのはサリドマイドだと思ったのですが、キノホルムだったようです。
【実務】
結果:5/10
臨床的な問題が多いです。薬剤師として働くうえで必要な実践的な知識を問われます。
インターフェロンと併用してはならないものに小紫胡湯があるというのはイヤーノートにも記載があって解答することができました。
結果としては39/90(43.3%)という残念な結果に終わりました。(必修問題の合格点は70%)
これはやはり勉強不足としか言いようがありません。合格点を超えられるようによく勉強してリベンジしたいと思います。
※試験問題・解答は厚生労働省のHPからダウンロードできます。