世界史用語の語源 | もころぐ

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のんびり勉強しています_(:3 」∠ )_ 

オリエント:「東の方」を意味する。「オーストリア」も「東方の」が由来。
メソポタミア:meso「中間」+potamia「川」に由来する。ティグリス川とユーフラテス川の中間にあることから。現在のイラクに位置する。
シュメール人:孤立した言語と言われている。楔形文字を作った。
アッカド人:アッカド語を話す人々。アッカド語はアフロアジア語族で、ヘブライ語などと同系。当時の国際語であったと言われる。楔形文字を使用したが、シュメール語からかなり借用している。表記法は日本語の万葉仮名に近いと言われている。ハンムラビ法典はアッカド語で書かれている。
ヒッタイト:ヒッタイト語は印欧語族アナトリア語派だが、死後となっている。
ヒエログリフ:現在のラテン文字・キリル文字・ギリシャ文字の共通祖先にあたる。象形文字。パピルスはペーパーの語源と言われる。
アラム:オリエント世界の国際共通語となった。楔形文字に代わって、簡便なアラム文字を使用。ヘブライ文字・アラビア文字・モンゴル文字・満州文字の祖先である。
フェニキア:フェニキア文字はラテン文字・キリル文字・ギリシャ文字の祖先。
ヘブライ:イスラエルの公用語ヘブライ語は、古代のヘブライ語を復活させたもの。古代語を現代によみがえらせた例はヘブライ語が唯一といわれる。
アケメネス朝:ペルシャ語が公用語。印欧語族なので、アフロアジア語族のアラム語などとは全く異なる。
パルティア:パルティア語は印欧語族イラン語派。
ギリシャ:線文字Bはギリシャ語の方言を記録したものと言われる。~ポリスは「都市」の意味で、アクロポリス、ペルセポリス、コスモポリタニズムなどに使われる。
ヘレネス:ギリシャ人の自称。現在は「エレーニカ」という。ヘレニズム文化とも関連。
バルバロイ:わけのわからない言葉を話すものという意味で、「ベルベル語」の語源でもある。
アゴラ:広場恐怖症をagoraphobiaという。
オストラシズム:オストラコンが陶器のかけらで、osto-「骨」とも関連する。
ペルシャ戦争:アケメネス朝ペルシャとギリシャ都市国家の戦い。ペルシャ語話者とギリシャ語話者の戦いで、意思疎通は困難だったと思われる。